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燻ログ -いぶろぐ-

徒然なるままに、その日暮らし。
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  • :04/25/11:12

07230103 ドイツ装甲列車 PZ.55 ①

先日、仕事から帰ってきた後、窓を開けて(もちろん網戸ですよ)お題のキットを
作っていると、「ブ~ン」という羽音がしました。

音の大きさからして、我が宿敵モスキートではないようです。カナブンとかでも
侵入したか? と思って回りを見渡していると、プラモの箱の上に緑色の蟲
とまりました。



カメムシです。






「嗚呼…出ましたよ…」


誰に言うわけでもなくつぶやく私…

ええ、ゴキやゲジと並んで現れて欲しくない昆虫シリーズの常連メダリスト。
カメムシさんのご登場ですよ…


ティッシュで包んでブチッとやれば終わるんですが、そんなことしたら私の鼻も
終わります。

しかしこのままでは…何らかの刺激であの化学兵器をばら撒かれてしまいかねません。
事態は急を要します。


そこで私のとった作戦は、3重ティッシュでそっとカメムシを包み、急いで玄関へ向かって
外に出、ティッシュ内の敵を粉砕。それを外に放置し、明日改めて燃えるゴミに中に
ブチ込んで処理する――というものでした。


ティッシュを3枚手に取り、ミッション開始!!



シャッ、そっ、ダッ、ガチャ、バタン、ぐしゃっ、ポイッ、ガチャバタン!



……

………

…………



な、何とか難敵を退けることに成功…!

部屋の中にも、あの臭いは漂っていないようです!!



ふ~、一件落着。休憩がてらお茶でも飲みましょう。

冷蔵庫のペットボトルをラッパ飲みしたその瞬間、



あの臭いが、私の鼻を貫きました。



ば…馬鹿な!? 確かに処理したはず…!

私は怯えて辺りの臭いを嗅ぎますが、どこからもしない…


はて…? さっきのは思い込みか…?

顎に手を当てた瞬間、また鼻がロンギヌスの槍で貫かれる。



そうです…

ティッシュ3枚の装甲厚では、あの臭いを発する悪汁を防ぎきれなかったようで…


微量ながら、指についてしまったのであります…



石鹸やシャンプーで念入りに洗うも、仄かに香るあの臭い。


くっ…やはり人類程度の科学ではイトカワへ衛星を飛ばして帰ることはできても、
この大自然が生んだカメムシ臭を退けることはできぬというのか…!



項垂れていたら、足元に洗濯用の洗剤が目に留まりました。



そ、そうか!

漂白剤なら、この臭いを消せるかもしれない!!



私は洗剤を少量手に取り、水道で洗いまくりました。


するとどうでしょう!!

手からはフローラルな香りが! あの臭いなんぞ塵ほども残っておらぬ!!


単にイイ香りでかき消しているのか、ホントに漂白されちまったのか分かりませんが、
カメムシの臭いにやられたら、この方法を試してみて下さい!


人類は…あの緑の悪魔に勝ったのです…!!




ありがとうイトカワ!


ありがとう「はやぶさ」!!


ありがとう夢の中の俺の嫁!!!

(↑まだ引きずっている)








さて、前座はこれくらいで…



もう残り一ヶ月を切ってしまいました『モケ盆』のお題、多砲塔キットの制作記です。

…前回の夢の中で多砲塔のことがなければ、あの店長の娘さんともっとお話が
できたのに…!!(血涙)



そんなこんな、とにかく今回作るキットはこちらになります。






   pz55-1.jpg

 トランペッター ドイツ軍対戦車装甲列車51号です。


鹵獲した機関銃や榴弾砲を積んで、武装強化を行っていた装甲列車ですが、
前線での活動中に敵戦車部隊と遭遇した際、充分なカウンター能力を保持して
いないことが多く、甚大な被害を被ることが多々あったそうです。

ちなみにソ連軍は、T-34やKV-1の砲塔を貨車に積んだ対戦車貨車を早々に
かつ大量に導入していました。

実はドイツ軍は、装甲列車のソフト面に関しては優れていましたが、ハード面では
大戦初期から後期に至るまで、後手後手に回っていたのです。

この51号も、IV号戦車の砲塔が乗っかっててちょっとカッコイイですが、ソ連軍の
『MBV D-2』という対戦車砲を2門積んだ装甲貨車を、そのデザインごと
丸パクリした車両なのです。

1944年の12月、シュタイアー社で開発され、51号から55号までの5両が作られる
予定でしたが、なんだかんだで3両しか作られず、しかも実戦に間に合わなかったと
いうダメダメトレインでした。

…ちなみにこの車両を『Nr.51』と表記しているのをよく見かけます。
『Nr.』自体が英語で言う『No.』らしいので、別に間違っているワケではないと思うん
ですけど…私は最初に『PZ.51』という名前で覚えてしまったので、どうしても
しっくりこないんですよね…いや、ホントどうでもいいことですけど。
う~ん、どっちが正しいんだろう?

あ、『PZ.』とはドイツ語の『Panzerzug(装甲列車)』の略称です。

この辺に詳しい方、もしご覧になられてましたらご教授下さいませ…




ともかく、作らねば始まりません。





   pz55-2.jpg

 幸い装甲列車は基本的に箱型です。
 基本形状は簡単に組めるので、一気に進めます!

 とりあえず足周りをまず制作。
 一応ドイツ国鉄の色ということで、余っていたタミヤの缶スプレー、
 『ジャーマングレイ』で車輪と基部を塗装。
 (本当はもっと黒に近いグレーだったっぽいです)



あとは車体と上部、砲塔を作って別の色で塗装しますが…


ふぅむ…普通に作っても面白くありません。


よし、『ifの世界』ということで、戦争末期に間に合ったという設定でいろいろ
デッチアップしてやろうと思います!


名前も最初の『51号』ではなく、最後の予定車両であった『55号』にしちゃえ~。


砲塔も…うふふ、ちょいと変わった趣向で攻めてみるとしますかねぇ。
 

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01162344 BR52 ①

あ゛~~…ようやくにして模型に着手できます…


何かね…身体が重たいんですよ…
正月疲れが1週間遅れできてるんでしょうか?



さて、気を取り直しまして。

2010年初の模型は、2月のモケモケお題『トラ』に関するもの、ということで、
こいつを選びました。









   br1.jpg

      BR52 ドイツ戦時蒸気機関車です!


今年は鉄道系をたくさん作っていこうと決めた以上、やはりこれしかないでしょう!



え? どうしてトラ関係なのに機関車なんだって?


メーカー名がトランペッター』じゃないですか。あはは。




さてさて、ここでこのBR52に関するトリビアを幾つか。

このBR52は、先の紹介で書きました通り、『戦時蒸気機関車』です。
つまり、戦争中の限られた資材の中で、改良されて生み出された機関車。

ベースはBR50という大型蒸気機関車で、その部品点数や工程を省略しまくり、
より簡単に、大量に製造できるように設計されたものだったのです。

シンプル・イズ・ザ・ベストという言葉がありますが…
この省力化されて作られたBR52は無茶苦茶耐久性に優れており、当初の予想を
遥かに上回る性能を発揮し、1936年から終戦までに、実に6000両以上
製造されました。

その高性能さに戦後も製造が続けられ、周辺諸国でもコピーが誕生。
2009年の時点でも現役で営業についてる車体があるとか…


戦争中は、東部戦線から西部戦線まで全域で使用され、迷彩塗装されたものや、
簡易的に装甲化されたものも見られたようです。



本年初の模型ということで、私のBR52はスタンダードな姿で作りたいと思います。


が、キット付属のカラー図で気になることが一点…





   br2.jpg

 この図で、車体下部が赤く塗られている塗装例がありますよね?
 これはドイツの鉄道機関車によく見られるパターンで、鉄道のことは知らなくても
 何となくこの色柄を見知っている方はおられると思います。

 実は、戦時は図のように赤く塗ると目立ってしまうので、黒、もくはグレー
 単色塗りがスタンダードだったそうです。(中には赤色もあったかもしれませんが)

 ちなみに何で下だけ赤色なのか?
 これは、保守・点検の際に亀裂を発見しやすくする為に塗られているそうで。
 確かに車輪やシャフトは動的パーツ。消耗も激しいでしょうし、僅かなダメージが
 致命打になりかねませんからねぇ。



と、いうワケで、塗装は黒1色でやるとしましょう!


決して楽しようとしているのではない! 厳密な検証の結果である!!



…ホントである!!!(必死)


12270217 88mm対空列車砲 ⑤

先日のこと。

仕事から帰ってきて携帯を見ると、1通の新着メールが。


「ピクミンかわい~!(>▽<) これ作ってよ


?? ピクミン? ああ…昔作ったアレか!




   picmin.jpg

 私が持ってる別のサイトに載せていた、今から7年前に作ったフィギュアです。
 材質はファンド。こねて作ってタミヤカラーで塗ってます。
 昔、ピクミンがツボで自分で作り、当時付き合っていた彼女にあげたはず。


しかし、このメールの主ですが…見覚えのないアドレス。


私は携帯メールにアドレス変更の知らせが来たら、なるべくすぐに登録上書きを
行うようにしています。
しかも女性からのメールと来れば、今後どのように発展するか分からんですし、
神速で上書き保存するはず。


…ダメだ。どんなに考えても誰か分からない。


仕方がないので、

「すみません…メアドが登録されておらず、どなたなのか分かりません…
お手数ですが、お名前をお願い致します」


と、可能な限り丁寧に書いて送信。



するとすぐに返信が!



「なぬ~!? 分からんの!?(*`Д´*)ムキー!! ヒントはアドレス!」



げげっ、想定外!!

慌ててアドレスを確認。
そして、現在登録されているメアドと名前を照らし合わせ、似たようなアドレスがないか
探しますが…見つかりません。
泣けてくる事実ですが、私の携帯に登録されてる女性の数なんぞたかが知れています。


まさか…このアドレス自体に何か意味があるのか…?

そう思い、開いていたヤフオクを閉じてGoogleへ飛び、アドレスや関連語を検索するも
辿り着けず…


機嫌を完全に損ねさせる可能性がありましたが仕方なく…

「すいません…降参しますので教えて下さい…」

とメールしました。



しばらくして(何気にこのブランクが恐怖だったり)、メール着信。



「仕方ないなぁ…」という感じの出だし。




メールの続きを読むと…









「とこやです(*⌒∇⌒*)テヘ♪」














 

    _, - 一 - ,
   ィヽ:::.      ゙i
 r´:゙i゙i::::. 、- ─- ,゙i
 |::::::i|::、ヽ::::::::/゙i::...i
 |::::::|::゙i :::::::::〈:.  7 ヽ      ちくしょう・・・
 |:::::::|:::::.    ヽ:::. ヽ ゙i
 |:::::::|:::::::    i:::::. ヽ i
 |::::::::|:::::::.    i, 、ヽ::::;i i.
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  !、、ゝ:::::::::.  ,. -=三=-i
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   |:::i:::::::::::::.       i..
   |:::゙i::::::::::::::.      i.
   !:::.::゙i;;;;;;;;;;;;;;.____、ゝ.
  ヽ::::::::::::::::::::::::::::.... ...:::゙i









 

  __,冖__ ,、  __冖__   / //    _, - 一 - ,
 `,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /   ィヽ:::.      ゙i
 ヽ_'_ノ)_ノ    `r=_ノ    /   r´:゙i゙i::::. 、- ─- ,゙i
  __,冖__ ,、   ,へ    /  ,ィ |::::::i|::、ヽ::::::::/゙i::...i
 `,-. -、'ヽ'   く <´   7_// .|::::::|::゙i :::::::::〈:.  7 ヽ
 ヽ_'_ノ)_ノ    \>     /   .|:::::::|:::::.    ヽ:::. ヽ ゙i
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   ll     || .,ヘ   /   ..|::::::::|:::::::. ,r' / ̄''''‐-..,
   ll     ヽ二ノ__  {     |::::::::|:::::::i' i    _   `ヽ
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   |l        (,・_,゙>  /   |::::::::|:::::: l  /''"´ 〈/ /
   ll     __,冖__ ,、  >    !、、ゝ::::::::|  !    i {
   l|     `,-. -、'ヽ'  \    |:::i::::::::::l |     | !
   |l     ヽ_'_ノ)_ノ   トー-.  |:::i:::::::::::|. | ,. -、,...、| :l
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   |l     ヽ_'_ノ)_ノ  {    !:::.::゙i;;;;;;;;;;;;i' `''''ー‐-' }
. n. n. n        l   ヽ::::::::::::::::::::::ヽ、__     ノ
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  o  o  o      ,へ l
           /   ヽ


 








はい。ということで、88mm対空列車砲の記事もこれで一旦
区切りとなります。


え? 前座が長過ぎる? しかも身内ネタでオチが分からん??

補足説明!
とこやさんとは、私のこのブログにも時折コメントして下さるリアル友人です。


ちなみにです。


ボクの勘違いということですね。







 

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   ィヽ:::.      ゙i
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 |::::::i|::、ヽ::::::::/゙i::...i
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 ヽ_'_ノ)_ノ    \>     /   .|:::::::|:::::.    ヽ:::. ヽ ゙i
   n     「 |      /   .|:::::::|:::::::    i:::::. ヽ i
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  o  o  o      ,へ l
           /   ヽ


 




嗚呼、また叫んじまった…

ということで(オイ)、本当に本題に戻ります…




先週末のモケ忘に何とか間に合い、好評を博した88mm対空列車砲の
塗装写真をアップ致します。


いずれの話になってしまいますが、レタッチとウェザリングを施してもっと
カッコよくしたいですねぇ。今現在の状態は新品納車状態ですので…





   at17.jpg

 88mm対空列車砲の移動状態です。
 ちなみにですが、真ん中の装甲板で囲まれた空間は、弾薬を積んだり
 戦闘時に砲兵が隠れるスペースなのでしょう。
 手元の資料によると、ここの床部分も装甲化されて嵩増しされている
 タイプも存在していたようです。
 (以前にアップした実物写真は、おそらくそのタイプ)
 私が制作したのは、別の写真に写っていた装甲板を立てただけのもので、
 場所、部隊によっていろいろ混在していた可能性もありますね…





   at18.jpg

 「敵機捕捉! 砲撃用意!!」
 やっぱり重対空砲はこの姿が一番映えます…!
 しっかし、忘年会でも散々言われましたが、こんな貨車の上で砲撃して
 ひっくり返ったりしないんですかね?
 ひょっとするとですが、前述した床装甲化タイプの列車砲は、その下に
 バランスウェイトを仕込んでいたのかもしれません。
 こいつの場合は…気合?





   at19.jpg

 近接戦闘時、対戦車砲撃状態です。
 こんな列車砲に狙われたら…ゾッとしますな。





   at20.jpg

 アップ画像。ちゃんと手すりや足場も作ってありますよ。
 貨車の板甲板ですが、時間がなくてタミヤアクリルのダークイエローを
 筆でベタ塗りし、その上からカーキを塗り重ね、最後にタミヤエナメルの
 レッドブラウンを薄めてムラが出るようにウォッシングしただけです。
 おおっ、急いでやった割には結構イイ感じ? 
 レタッチの際は、もっと泥とか砲煙で汚れているようにしたいですね。





   at21.jpg

 砲塔基部です。ハンドルとその基部は、タミヤ88mmの砲架に取り付けるヤツを
 流用。瞬着でアルミ円柱にくっつけました。
 展開している足場のポールは、エヴァーグリーンではなく、20cmくらいで
 売られていたPlastruct(プラストラクト)の0.9Φプラ棒を使用。
 張られた鎖は、タイガーモデルデザインの極細チェーンです。なかなか
 瞬着でくっつかなくてイライラしました…


書き忘れましたが、車体及び88mm砲のジャーマングレーですが、これはタミヤの
ラッカー缶スプレーをそのまま吹いただけです。

私はまず、缶スプレーで全体を塗装してから、自分で調合したアクリル系塗料を
エアブラシで吹く、という方法をメインで採っています。
そうすると塗り残しもあまり気になりませんし、何よりも調合時間や塗装時間を
結果減らすことができるので…皮膜も強いですしね。

本当なら、この缶スプレー基礎塗装の後でアクリルを吹いて整えるつもりだったの
ですが…すいません、時間不足で仕上げることができませんでした…


次回のAFVの会で持って行くことができれば、そのときに大幅リニューアルさせると
しましょう!!



それでは、2009年の模型製作記事は、今回を持って終了となります。

つぶやきぼやきとかは、まだ書く予定ですので覗いてみて下さいね。



来年こそは列車関係、いっぱい作るぞー!!


12162241 88mm対空列車砲 ④

寒すぎだろチクショーーー!!


ども。ここ数日の強烈寒波をムカつくことで温まって凌ごうとしております
燻でございます。

さてさて、もういくつ寝るとモケモケ忘年会!
現在制作中の『88mm対空列車砲』も形になり、塗装もあと一歩で完了。
気温と反比例してテンションは上がりまくりです!

しかし…この寒波で窓を開けての塗装作業が命がけになってしまいまして、
会場へは、ウェザリングが施されていない『新品納車』状態での持参となって
しまいそうです。無念…

今回は、塗装手前の組みあがり状態の写真をアップしたいと思います。





   at11.jpg

 延長した車体側面部に、カモフラージュネット用(?)のフックを取り付けます。
 基部を0.3mmのプラ板で、フックは0.8mmの真鍮線をラジオペンチで曲げて
 埋め込みます。





   at12.jpg

 ひょっとすると私よりも年上ではないでしょうか…
 タミヤ往年の傑作キット、88mm砲×2門を完成させました。
 実は、88mm砲は初制作だったのですが、ちゃんと平衡機が連動する
 ギミックに感動!
 出来栄えは、最近のドラゴンやAFVクラブのキットに比べたら精密さに
 欠けますが、雰囲気はバツグン!! なのですが…何分昔のキット。
 合わせ目や押しピン跡の整形にはちと閉口しました…嗚呼。

 ちなみに平衡機から伸びるシリンダーは、わざと長い方を付けてます。
 完成の暁には対空砲らしく、天を睨む状態で写真を撮りたいので(笑)





   at13.jpg

 車体中央の装甲部です。本物も薄い装甲だったと思うので、加工もしやすいと
 いう理由から0.5mmのプラ板で制作。手すりは0.6mm真鍮線です。

 うおおー! スクラッチが楽しい!!
 今までプラ板工作なんてできないと思っていましたが、こうして実際に作って
 みると、手間やら面倒さやらよりも、カタチが出来上がっていく喜びの方が
 遥かに勝ってしまい、ニヤニヤしながら切った貼ったしてました。





   at14.jpg

 88mm砲の基部を制作します。
 実車の設計図によると、1/35サイズでは径が28Φ、高さ8mmの円柱らしい
 のですが…ちょうどいいプラパイプが見つからない上、8mmで切断するという
 技術に自信がなかったので、東急ハンズで見つけた30Φ、高さ10mmのアルミ
 加工材を購入、代用しました。
 瞬着でプラ板で作った補強材を接着。





   at15.jpg

 本体貨車。長大なステージみたいに見えたので、某ボーカなロイドに
 『スターリングラード冬景色』を歌ってもらいました。

 さて! いよいよ本体に接着して大まかな形を作ります。





   at16.jpg

 全体像の完成です! おおおーーーッ、かっこいいーー!!
 車体前後の端と、展開した足場にこの後で手すりとチェーンが取り付け
 られます。次回の塗装完了時には、ご覧頂けるので少々お待ちを。



この寒い中どこまで進められるか分かりませんが…何とか明日、完成させたい
ところです。


あ。デカールどうしよう…まだ調べてない…(汗)


 

12102046 つ、ついにコレまで…

ここ最近、トランペッターを始めとしたインジェクションキットからレジンキットまで、
様々なメーカーが『1/35 鉄道モノ』をリリースしてくれています。

まぁ…昔のレジンキットのピーコ品もチマチマ見られますけどね…

と、私のようなごく一部のマイナー人が狂喜乱舞している最中、

皆さんご存知、あのレジン製鉄道キットの大神ゼウスこと、
『アトリエ・インフィニティー』からとんでもないキットが発表されました!






 WWII ドイツ軍装甲列車 Pz.Tb Nr15





うおおおーーー!! すげーーー!!!


と、狂喜の雄叫びを上げている人間は、この日本で果たして何人いることやら・・・


たぶん99.9%の方は、「何やねんそれ( ゚д゚ )」だと思います。



詳しい画像は、アトリエ・インフィニティー様のサイトをご覧下さい↓。

      『 アトリエ・インフィニティー 』



サイトに載っているキットの写真を見られた方は分かったでしょう。

そうなのです。
このNr.15装甲列車、装甲路面電車なのです!!



第2次大戦初期、装甲列車の配備に消極的だったドイツ軍は、とりあえず
手持ちの鉄道車両にテキトーな装甲を施したり、鹵獲戦車や大砲を乗せたり
して、臨時装甲列車というジャンルの兵器をこしらえておりました。

その中で、普通の電車15両を改造し、警戒装甲列車として編成・配備された
ものが、この車両となります。

通称、『第15装甲列車』とか、『ナンバー15』とか呼ばれておりますこの車両、
1940年の夏まで活動していたそうです。
(当時の写真を数枚持っているのですが、どう見ても『三色迷彩』を施されて
いまして。ひょっとすると、大戦後期も生き残って戦っていたのかもしれません)



カスタムディオラミクスからも路面電車が発売されていたと記憶していますが、
あれは『電車』でして、こちらは確か『ディーゼルカー』だったはず。



価格は2万円弱…

ジャケットを買ったと思えば、まぁ…ね……


12052145 88mm対空列車砲 ③

ようやくにして模型記事に戻ることができました…


さて、滞っているように見えた対空列車砲ですが、遅々とながらも進んでおります。

とはいえ、あと2週間しかありません。
スパートかけて仕上げねば!





   at8.jpg

 貨車の甲板(?)部分となります。
 ドラゴンの平貨車は通常、木製甲板パーツ4枚で構成されるのですが、
 この対空貨車はそれよりも全長が長いので、別のドラゴンの貨車キット
 からもう1枚、甲板パーツを継ぎ足して両端にプラ板を貼り、全長を
 調整しました。





   at9.jpg
 
 貨車側面部。プラ板・プラ棒を切って張って改造完了!





   at10.jpg 

 特徴のある側面部を再現。私のようなプラ板工作トーシロでも意外と
 上手くできました。ホッ。
 
 電子ノギスでキットの側面部を測り、1mm、0.5mm、0.3mm
 プラ板を37mmの長さでカット。プラ棒はevergreen1.5×2.0mm
 角棒を同じ長さでカットして、それぞれを接着しました。

 それを4つ作り、各側面部に接合。いつものように光パテで修正します。

 ちなみに37mmという数字ですが、これは手元にあるゲシュッツヴァーゲンIIIの
 設計資料から導き出したものです。(資料と実車が微妙に異なる点が多いので、
 正確かどうか疑問が残りますが…)


あとは貨車を組み立て、88mm砲を取り付ける基部と、中央部の装甲板を
作れば、貨車は完成となります。このまま行けば、来週末には形になる
ことでしょう。

さて、今夜から明日にかけて、タミヤ88mm砲×2の制作に取り掛かります。

ガンガン行くぜ~!!

11122122 88mm対空列車砲 ②

昨晩、対空列車砲の進展写真を上げようとデジカメで撮影したのですが、
あれれ? メモリに写真が取り込まれない…?

これはデジカメが悪いのか、メモリカードが悪いのか。

ということで、今回は写りが悪いですが、携帯での写真にてご勘弁下さい…





   at5.jpg

 ドラゴンの平貨車キット、アイアンサイドの平貨車キットしかり、写真のように
 貨車の側面部にはこのようなモールドがあります。
 普通に平貨車として組むなら問題ないのですが、今回改造するタイプの貨車は
 こいつらよりもノッペリとしていて、ほとんどモールドがありません。

 そこで、リューターとヤスリを使い、これらのモールドを削り落とします。






   at6.jpg

 After写真。ハンドルから突起物まで、全て削り落としました。
 この作業に3時間もかかってしまった…

 ちなみにですが、ドラゴンの平貨車は裏表に別のモールドのある、この
 ランナー4枚を組み合わせて本体を組み立てるようになってます。
 なので、私は表側になる面のみ、削り落としました。裏側までやってたら
 持ちません…


さて、これで側面部は終わり…と思いきや、まだ重要なパースの修正が
待っています。


百聞は一見に如かず。まずは下の図をご覧下さい。


   at7.jpg

 この図のように、ドラゴンの平貨車と対空列車砲の平貨車の側面部は、
 もうひとつ大きな相違点がありまして。
 それが、両端の平行面部分であります。


ちょうどドラゴンの平貨車は、88mmを2門も搭載するには大きさが少々
小さいので、キット側面にプラ板とプラ角棒を組み合わせてそれらしく
延長することにしました。
車体が大きくなって迫力が増せば、そそり立つ88mm×2も見栄えがきっと
良くなることでしょう!

とは言え、プラ板工作なぞ素人同然の私…
果たして上手くできるのか、己への挑戦でもあります。


今回はここまで!



う~む、次回ではある程度、貨車が形になっているようにしたいですね~。