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燻ログ -いぶろぐ-

徒然なるままに、その日暮らし。
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  • :04/19/19:29

11072202 88mm対空列車砲 ①

昨晩はモケモケ隊にて第2次カラオケ大会が開催。
絶叫系の歌ではっちゃけ過ぎ、現在声を出すのに苦労する状態です…

昔ならこんなことはなかったのになぁ…歳をとったぜ…





さて、気を取り直し…

2009年最後のイベントとなります、毎年恒例『モケモケ忘年会』

その際、皆が持ち寄るお題作品は、『対空に関連するもの』ということで、
何を作ろうかといろいろ考えたところ、やはり他の人がやらないゲテモノが良かろうと
思いまして。


35スケールの鉄道フリークを自称する身としては、これしかありますまい!!!


ドイツ軍 88mm対空列車砲!!
キミに決めたッ!!!




大戦が進むにつれ、ドイツ軍は連合軍爆撃機編隊に対して充分な対空防御が
できなくなりました。

そこで、鉄道貨車に対空砲を搭載し、主要線路や駅の操作場に待機させ、
レーダーからの情報を元に爆撃予想地域へ移動、対空攻撃を行うという
鉄道対空砲部隊が生み出されました。

この対空貨車は『ゲシュッツヴァーゲン(火砲車)』と呼ばれ、
20mmクラスの軽対空砲を装備したI型、II型、88mm砲を搭載したIII型、
105mm以上の重対空砲を装備したIV型と、いろいろな種類の砲車が
平貨車から改造され、配備されました。

1944年以降、連合軍の爆撃力に比例するように、上記以外にも様々な型の
対空貨車が作られていきます。


中でも、この手の書籍や写真集、またネットでも結構見ることのできる、
インパクト大な対空貨車があります。





   at1.jpg

 見て下さいこの勇姿! 2門も積んでますよ2門も!!


コイツ、ど~も詳細がハッキリしないんですが…

1941年に、76.2mm砲を積んだ同型の貨車の写真を見たことがありまして。
そいつは対戦車用っぽかったのですが、ひょっとするとその砲貨車に、急遽
88mmを積み直して改造された対空貨車なんじゃなかろうか、と思っています。
(この辺に詳しい方、ヘルプミ~)


とにかく、どうせ作るならこれくらいインパクトのあるものにしようと、この88mmを
2門搭載した対空貨車を作ることに決めました。



とはいえ、無論こんなゲテモノ中のゲテモノがキット化されているハズもなく。

既存のキットからそれらしくデッチアップしつつ、改造するしかありません。





   at2.jpg

 平貨車と言えば、おそらく今現在入手できる唯一のインジェクションキット。
 ドラゴンのシムスTyp-SSyをベースにします。

 …実は、昔アイアンサイドから出ていた平貨車の方が、細部は正確だったり
 するんですけど、何せ手に入りませんからねぇ。ううむ。





   at3.jpg

 搭載する88mmは、タミヤの古参名キットを使用します。
 ってか、ドラゴンやAFVクラブのヤツを2門同時制作なんてやったら
 死んでしまいます。

 1個は大昔に購入したもので、実家の奥深くから発掘。
 もう1個は、V2ロケット管制車を作る為に、タミヤの8tハーフトラックを
 ヤフオクで落札した際、こんなこともあろうかとついでに安価で
 落札した中古品です。


とりあえず、88mm砲は後回し。

まずは平貨車の改造から始めます。





   at4.jpg

 35スケールの鉄道関連キットを制作された方なら、ご理解頂けると
 思うのですが…
 貨車で最も時間がかかる部分が、この足回りです。(あ、戦車も同じか…)
 何せ後はただのですからね…

 これだけ作るのに6時間くらいかかりました…俺が遅いのかな…?




さて、今回はここまで。

明日は日曜。平貨車本体の改造に取り掛かりたいと思います。


 

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