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燻ログ -いぶろぐ-

徒然なるままに、その日暮らし。
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  • :04/28/18:06

04062256 シュタウフェンベルク大佐 ①

以前の記事にてチラリと書かせて頂きましたが、モケモケメンバーズで
『ワルキューレ』を観に行きました。



   taisa1.jpg



いやぁ…その熱が未だ冷め止まぬので、ちょいとネタに走ってみようかと。


はい、物語の主人公たるクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐
1/35にて作ってみようと思います!





とは言え、原型から作ると大変なコトになっちゃいますので、使えそうな既存の
インジェクションフィギュアを改造します。


使うキットはコチラ。↓



   taisa2.jpg

 1/35 タミヤ ドイツ野戦指揮官セットのこのおっさんです。


何よりも、彼の持っている革製の鞄が、劇中で総統閣下を吹っ飛ばす際に
使った鞄にソックリ!!

服装も高官っぽいので、小改造でシュタフェンベルク大佐に似せられそう。






   taisa3.jpg

 とりあえず組んでみました。
 劇中での服装を再現する為に、当フィギュアが身に着けている
 2級鉄十字章の略章帯と肩章を削ります。

 なお、このキットのヘッドは略帽を被っているので、士官C
 ヘッド(Z22)を移植。
 このヘッド、少しエラを削ってハンサムにしようと試みたのですが…
 微妙な出来。
 いやいや、トム・クルーズにしようとか思ってないですよ。
 本人の写真を見ると、かなりの男前だったので。






   taisa4.jpg

 シュタウフェン――長いので以下大佐で…
 大佐はアフリカ戦線にて重傷を負い、左目、右手の指すべて、左手の
 薬指と小指を失っています。
 ちょいと分かりにくいですが、キットの鞄を持つ左手の薬指と小指は
 史実に基づき削りました。



   taisa5.jpg

 鞄が二分割されてたので、これは好機とばかりに劇中で登場した爆弾
 2個、仕込みます。ちなみに爆弾はランナーの記号表示部を切り取って
 茶色に塗っただけ。




中途半端ですが、今回はここまで。

次回までに、できたら塗装に入りたいですね~。


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04022353 M13/40 カーロ・アルマート ⑤

ちょいと間が空いてしまいました。

いよいよ完成、イタ戦車M13/40のお披露目であります~!






   m13-18.jpg

 今回は、前述の通り大勢での同一車両制作となります。
 それ故、通常のイタリア軍所属がほとんどではないかと思い、少し捻った
 作品にしようと考えていました。
 このキットは『カンガルー』のマークが印象的なオーストラリア軍に
 鹵獲された仕様でも制作できます。しかし…印象深いが故に、必ず
 誰かが作ってくるだろう…
 そこで、思い切ってアフリカ方面イギリス軍が鹵獲したという
 設定で完成させてみました。
 





   m13-19.jpg

 イギリス軍との戦闘で放棄された、ほぼ無傷のM13/40を、装備丸ごと
 鹵獲した――ってな感じでしょうか。
 イタリア軍のジェリカン、機銃、すべてくっついています。

 ちなみに車体は、タミヤアクリルのダークイエローバフを適量混ぜて
 彩度を抑えたモノを吹いてます。
 汚し塗装は、いつものようにタミヤエナメルのフラットブラック、そして
 フラットブラウンにて。




   m13-20.jpg

 正面から。土嚢フェイスがイカします(笑)
 よくよく見ると、車体下部にあるはずのナンバープレートが
 塗り潰してあるのですが、分かりますか…?
 鹵獲車両なので、英軍によって上塗りされたっぽく、あえて
 車体の色と違う色で厚めに筆塗りしました。






   m13-21.jpg

 背後から。ダークイエロー一色の車体に、カラフルな英国旗――
 ユニオンフラッグが映えます。
 カンガルーなオーストラリア軍仕様とは明確に差別化させるべく、
 象徴的なこの旗を制作することにしました。
 鹵獲されて間もなく、車体の英軍ナンバーはまだありません。
 代わりに味方の車両、航空機からも識別できるように、基地の旗を
 括り付けている…という設定。

 あ、ちなみにですが、この英国旗に上下があるって知ってました?
 よく見ると上下左右の模様が微妙に違うんです。私は初耳。

 




   m13-22.jpg

 ジェリカンはキットの物です。先に組んで塗装、チッピングまで済ませておき、
 真鍮線を曲げて取っ手とフックに通し、それっぽく縛ります。
 ジェリカンの固定は、おなじみフィットマルチを使用。
 この固定方法は、接着剤を使わないので何度でもやり直せますし、塗装膜を
 溶かしてしまうことも変色もありません。サイコーです!

 あ、アンテナ線も同じく真鍮線。ぐにゃぐにゃ曲がるので運ぶときに便利です。






   m13-23.jpg

 写真では無茶苦茶鮮やかですが、実際は結構くすんでいるユニオンフラッグ。
 最初にこれを作ろうと考えたときは、どうやってこの柄を再現するか相当悩み
 ました。いっそ手描きで…と、無謀なことも…
 
 結局、我が家のインクジェットプリンタにて、ネットで拾った画像を最小で印刷。
 それを縁ギリギリでカットし、何度も何度もクシャクシャに丸めて伸ばしを繰り
 返しました。
 これにより、普通紙でも絶妙なコシが生まれます。それをキットの形状に
 合わせて形を作り、これまたフィットマルチで接着固定。
 その後、上からタミヤアクリルのダークイエローを、うす~~く吹きました。
 顔料系のプリンタではないので、あまり吹き過ぎるとエライことに…


   m13-15.jpg

 固定の為に、真鍮線をピンセットでぐりぐり曲げて小さなロープを制作。
 エンジンハッチ(?)横の蝶ネジと、後部フックに輪の部分を引っ掛けて
 ユニオンフラッグの下に仕込み、フィットマルチを多めに垂らして丸ごと
 接着します。






   m13-24.jpg

 ちょいとピンボケ…ホイールや車体下部の汚れです。
 履帯はタミヤのラッカー缶スプレー、マットブラックを吹き、乾燥後に
 タミヤアクリルのダークイエローにて各部を塗装しました。


   m13-16.jpg

 砂漠が戦場のこの車両、久々にパステルを使って砂・泥の表現を
 行おうと思います。
 昔、画材店にて入手した4色のパステル。この4色で大抵の表現は
 可能かと。


   m13-17.jpg

 イエローグレイをほぼ半々で混ぜ、砂漠の砂を作ります。
 これを、溶剤を多めに含んだ塗料で足回りを塗りたくり、上からパラパラと
 撒いて綿棒でこすり、固定させました。
 アクリルなんで、混ぜると溶けちゃいますからね…






   m13-25.jpg

 う~ん、暗い…分かりにくい…
 正面の土嚢は、タミヤアクリルのミディアムグレイに、バフ
 オリーブドラブを少量混ぜたモノを筆塗り。
 袋の口と、弾痕から漏れている中身の砂は、上記のパステル粉を使用。

 あ、ちょっと見えにくいですが、ライトも改造してます。
 キット付属のプラパーツを付けず、ライトカバー内部をシルバーで塗り、
 WAVEのH‐アイズ1からサイズの合うレンズをはめ、 Mr.カラーの
 薄めたクリアを流し込んで接着しました。





   m13-26.jpg

 車両だけでは寂しいので、ミニアートのイギリス軍車両搭乗員セットより
 目に手をかざして遠くを睨んでいる兵士と、別の兵士の下半身を組み合わせて
 フィギュアを1体制作しました。

 やっぱりフィギュアがあると雰囲気がガラリと変わります!





 
   m13-27.jpg
 
 すげーガン飛ばしてます。ミニアートのフィギュアは顔が怖いんだよなぁ…

 しかし、それを補って余りある造型! 私は同社から新製品が出る度に
 内容に関わらず毎回購入しているファンなのです。






   m13-28.jpg

 ちょうどイイ感じでハッチに腰掛けてます。
 
 ちなみに砲塔後部のイタリア軍車両表示も、英軍によって塗り潰されて
 いるのが分かりますか?


   m13-29.jpg

 砲塔を外しますと、フィギュアをしっかりと固定できるよう、ランナーを
 切った貼ったして足場が組んであります。
 フィギュアの足には、またまたフィットマルチが塗ってあり、足場に
 適度にくっつきます。






   m13-30.jpg

 英軍兵の塗装も、ほとんどタミヤアクリルです。
 軍服はダークイエローNATOブラウンを混ぜたカラーで塗装。
 ベルトとホルスターは戦車の車体と同じ色です。
 陰影はタミヤエナメルのフラットブラックフラットブラウンで簡単に。
 英軍の特徴であるキャップは、NATOブラック一色。キャップの徽章は
 タミヤエナメルのシルバーの上からクリアイエローを塗りました。
 
 陽に焼けた肌は、Mr.カラーのキャラクターフレッシュを塗り、
 その上からタミヤエナメルのフラットレッドフラットブラウン
 フラットホワイトを混ぜた色をぼかし塗りして再現。
 


 え? 軍靴が白い? 靴下塗ってない? 


 見えないからいいんです!! 

 あとで塗ります! あとで!!




 それにしても、ミニアートのフィギュアは本当にいいですね~。

 インジェクションの最高峰ともいえる造型、削りやすいソフトな材質、


 そして何より、この箱の独特な香りが…ッ!!



 時々箱絵と中身がちょっと違うというウソをつくけど、それでも俺は
 ミニアートが大好きだー!!






以上、燻版M13/40カーロ・アルマートでした!

いや~、最初はイタリア軍車両ということでおっかなびっくりでしたが…
作ってみると楽しかった。

勢いに任せ、夏のイベントに向けて制作を続けていくとしましょう!!







おっと、ちょっとだけオマケ。 ↓


   m13-31.jpg

 カーロ君ですが、運搬はモケモケ店長より頂いた接着剤の小箱を使用。
 ついでに保管もこれで済ませちゃいます。

 小さい車両なので、こんな小さな箱にも入っちゃうんですよ。
 かなりギリギリですけど。




   m13-32.jpg

 箱の中身は何じゃろな~? こんな感じです。
 プチプチシートを箱の大きさに合わせて切り、内部に両面テープで固定。

 戦車の全長と箱の中はほぼ同じ大きさ。少し隙間の空いている車両横には、
 全国共通の緩衝材、ティッシュペーパーを丸めて詰め込みました。
 フィギュアはそのティッシュに包んであります。

 
この箱、本当に便利です! 小さい車両を作ったら、また店長よろしくお願い
しますですよ~!


 

03272356 M13/40 カーロ・アルマート ④

先日木曜日、モケモケ常連ズの方々であるホワイトタイガーさん、とこやさん、
カレー屋さんとともに、件の映画『ワルキューレ』を鑑賞して参りました。



いやはや…これからご覧になる方もおられると思うので内容については
あまり語りませんが…




すげー!! カッコよすぎですドイツ軍装!!




ジャーマングレーの車両、ドイツ国防軍の精鋭が整列する様は…うおお、
思い出し笑いならぬ思い出し興奮してきたぁああー!!



もちろん映画としても面白かったです。私は半泣きでした。



『ワルキューレ』、ちょっと観に行ってみようかなと思った方は、是非とも
足を運んでみて下さい。オススメです!








さてさて本題。いよいよ完成間近、カーロ君です。

あとはちょいと手を入れるだけというトコロまで進んだので、明日の
『モケモケお花見会』への前哨として画像をアップしますです。





   m13-12.jpg

 塗装終了! 汚し、チッピングも施工が完了しました。
 おお~! 強そう!!






   m13-13.jpg

 後ろからパチリ。もちょっと排気管をべコベコにした方が見栄えが
 よかったかしら。






   m13-14.jpg

 車体右から。アンテナ等は別で塗ってますので、この後に接着予定。




今回はあくまで塗装終了という報告のみです。

細かい作業や各部のポイントは後ほどアップしますのでお待ち下さい~。


03182335 M13/40 カーロ・アルマート ③

誰か…




私と一緒に『ワルキューレ』観に行きましょう~~!!





III突!! III突ですよ奥さんッ!!








ふぅ~、絶叫したら落ち着きました燻です。



さて、今回で第3弾となりました。

車体下半分と小物をサフ吹きし、上半分に目玉となる追加工作を施しました。





   m13-9.jpg

 ちなみに先日、モケモケにてメガネフレンズであるホワイトタイガーさんに
 「マフラーの穴、開けてないよ」と指摘されまして…
 帰宅後、すぐに細長い穴を開口。
 この戦車、マフラーの穴ってどこにあるんだろう…? とずっと首を傾げて
 いたので、納得の工作となりました。




さあ、いよいよ次が目玉工作です。







   m13-10.jpg

 ジャン!! 土嚢を積んでみました。


実車写真を見ていると、やはり装甲厚が心許なかったのか、土嚢やら
履帯をくっつけて追加装甲としているのが多く目に付きました。

そこで、タミヤのエポパテ速硬化タイプを購入。夜中にコネコネして
制作。表面が乾く前に布切れを押し付けてモールド(?)も再現。

おお! 初チャレンジの割には結構イイ感じ!?

調子に乗って、ドライバー席の前の土嚢にライフル痕を追加。よく見ると中身が
ちょっと流れ出ているのです。






   m13-11.jpg

 実物の写真を見ながら作りましたが、中身が詰まってて「ボテッ」
 置かれた雰囲気が出せたと思います。
 個人的には、写真で見て機銃右横にある正面の土嚢が一番ハンサム。

 …ハンサムな土嚢。たぶん世界初。




いよいよこれで形は完成しました。

あとは全体にサフ吹きし、塗装するのみ!!

次回更新時には塗装完了と意気込みたいです。

03151502 M13/40 カーロ・アルマート ②

いよいよ完成間近。
イタリア軍中戦車M13/40制作記の第2弾であります。




写真をアップする前に、皆さんに謝らなくてはなりません。






ボクは暗黒面に飲み込まれてしまいました…


ダースベイダーの気持ちがちと分かるわ…





前回の記事にて「素組みでいったるわゴルァ!!」と意気込んで
みたはいいものの、結局ネットで実車の写真を検索、目立つ部分のみでは
ありますが、手を加えてしまいました…ぐすん。






   m13-5.jpg

 付属エッチングパーツ、メタル砲身を接着。全体像がハッキリしてきました。
 おお~、なかなかにしてダサかっこいい。


手を加えた箇所の説明をば。

車体左側面にある、ドライバーズハッチ(?)の取っ手モールドを削り落とし、
細いプラ棒を曲げて再現。

これだけでも結構映えますね~。






   m13-6.jpg

 真正面から。スペックデータよりも強そうです。


正面の修正箇所は、前面下部にある3ヶ所のフックにリベットを追加。
箱絵ではちゃんと描かれているのになぁ。ちなみにこれもプラ棒を
薄く切った物です。

次に、前面連装機関銃の中央と、砲塔のスリット内部に銃眼を開口。
タミヤから発売されているピンバイスの一番細いドリルを使用。

あとは、側面に取り付けられているライトの電球を、これまたプラ棒を
切って接着。






   m13-7.jpg

 車体右側。せっかく追加した手すり(これもプラ棒です)でしたが、
 取り付け後に手を滑らせて車体を落としてしまい、曲がっちゃいました…
 まぁ、実車の写真を見てもグニャグニャに曲がってたりするんで、これは
 これで…

修正箇所ですが、上記の通り手すりを追加。他にはライトの基部をプラ棒を
丸く削って再現。

あと、これはハッキリした資料がなかったのでデッチアップとなりますが、
ライトの上にある無線アンテナ基部を、プラ棒で埋めました。
後で真鍮線でアンテナ作って差し込みましょう。






   m13-8.jpg

 車体後方。あれ? 何でこの写真だけ暗い…?
 
ここは追加工作ではなく、キットパーツを1ヶ所だけ修正しました。

写真中央に付けられているフックが分かるでしょうか?
これは元のパーツですと、フックではなくただの平べったい半円状に
なってます。
実車を見ると、どうやら逆向きフックのようだったので、パーツをテキトーに
削ってそれっぽくしました。

…もうちょっとしっかり削った方が見栄え良かったかも。




ディティールアップは以上で終了です。

う~ん、これくらい手を入れるのが、自分にとってちょうどいいかも。
(精神的にも技術的にもですが)

自己満足自己満足。



いよいよ今日、サーフェイサーを吹いて塗装に入っていきたいと思います。


03112001 M13/40 カーロ・アルマート ①

巷で話題の『ドラゴンボール エヴォリューション』
いよいよ公開間近ですね。

物議を醸している同作品、私の周囲では「逆に観たい」との声が強い一方、
やはり人柱を欲しているようで、誰かがII号戦車ルクスよろしく、強行偵察に
行って感想を聞いてから観に行くかどうか考えるという、結局冒険しない
方向で落ち着きそうです。

私ですか? あんな文字通り摩訶不思議アドベンチャーな映画に回すお金が
ありませんので、今回はスルーします。

でも…面白いという意見が多ければ……ちょっと考える…かも(何やねん)。


というワケで、人柱様の報告、お待ちしております。






さてさて本題!

今回はタイトル通り、間もなく開催される模型オフ会『モケ華』の課題作品となる
『イタリア中戦車 M13/40 カーロ・アルマート』の制作記第1弾です。



   m13-1.jpg

 名前にありますM13/40という意味ですが、どうやら『M』は『中間』を表す
 ミドル的な表示で、『13』は車重量13トン、『40』は導入年が1940年という
 ことだそうです。分かりやすくていいなぁ。
 ちなみに私の記憶が確かならば、『カーロ・アルマート』はイタリア語で
 『戦車』という意味だったはず。


キットは古いとは言えタミヤ製ということもあって、スムーズに組み上がります。
所々にビミョーな隙間が空くのが気になりますが…





   m13-2.jpg

 先週からチマチマ組み立て始め、1週間でもう形になりました。
 まぁ…ディティールアップ皆無で作業を進めているということも
 あると思いますが。



普段ですと資料本やネットでいろいろ調べてしまい、修正箇所に追われて
深い闇の中に入り込んでいくのですが…

今回は何も調べず何も気にせず、ただただひたすら説明書通りに組んで
いきまくりますよ!!




そして事件は起きました…




先週末、モケモケさんに伺ったときのこと。

店長もモケ華に向けてM13/40を組んでいました。その横のパソコンには
塗装神みずのさんから頂いたというM13/40の実車写真が写って…



ぎゃああ! 見ちゃった!! キットと実車の違うトコロ
見ちまったよ~~!!




深い闇の奥から死神がカマ持っておいでおいでしてましたが…




俺は負けんぞ!!
絶対に素組みしてやるぁああ゛あ゛!!!











   m13-3.jpg


         …やっちゃった…



 いや、これはディティールアップではない!! 実車には開いてない
 穴と実車にはない溝を埋めただけだ!!
 修正であってディティールアップでは断じてない!!!




と、いうワケで、いつも通り模型神が人間に与えた奇跡、光パテにて
キットの隙間を埋めます。そして成型上の問題らしき、フェンダー上に開いた
穴をプラ板で塞ぎ、溝ともども光パテで修正。



ってか、驚きです!


以前に耳にした「光パテは100均のLEDライトで瞬間硬化する」という
テクニックを、今回実践してみたのですが…


まさしく秒殺! 10秒も光を当てればカッチカチやぞ!!

ゾクゾクしましたぁ…


発光ダイオードの光と相性がいいんですね~。これまで蛍光スタンドのゼロ距離照射で
15分はかかっていた作業が10秒とは…

これで作業効率が格段に上がります! 教えて頂いた方達に感謝多謝であります!!





   m13-4.jpg
 
 ちなみにこのキットの足回りは連結固定式ですので、比較的簡単に
 組んだ状態で写真のごとく外れるようにできます。
 これで塗装がしやすくなるはず…! でも、壊さないようにしなければ。



とりあえず、今日明日くらいで組み立ては終了すると思います。

週末には塗装に取り掛かれるようにしたいですね~。



それでは、第2回をお楽しみにです~。


03052240 2月のお題…?

ども。久々の帰郷をほぼ布団の中で過ごした燻でごわす。

生まれて初めて点滴を味わったぜ…




さてさて、本来ならば前回の記事にて公開する予定でしたが、今年初の
完成品プラモを晒したいと思います。

完成品とは言っても、1/35フィギュア1体だけなのですが…



モケモケ2月のお題である『多発機』に参加することができなかったので、
せめてパイロットだけでもと、このキットを引っ張り出してきました。




   f1.jpg

 タミヤから1/16サイズで発売されているフィギュアシリーズの
 縮小版をセットにしたものです。
 私は箱絵右の『ドイツ空軍 戦闘機エースパイロット』を制作。


このキットですが、小粒ながら非常にモールドがシャープ。
まさにレジン並。縮小版だからかしら?

塗装は去年末にモケモケさんで購入した『第2次大戦ドイツ軍装ガイド』に
フルカラー写真があったので、それを参照。


ちなみにこのフィギュアは右腕に袖章を付けてます。
調べてみると、所属している戦闘団の名が刺繍されている物らしいのですが、
う~ん、塗装による表現ではこのサイズだと限界が…

そこで、昔に伊勢フライングヴィーナスの西岡氏から頂いたSS用の袖章デカールを
流用することにしました。



   f2.jpg

 2mm程の細さというのに、ちゃんと文字が書かれています。
 短い文字だと読めます。スゴイなぁ…


このエースパイロットですが、階級は『少佐』、『リヒトフォーフェン戦闘団』の
所属という個人妄想設定。ドイツ語に直すと『Jagdgeschwader Richthofen』。

このデカールの中に、長めの文章が書かれているタイプのがあったので、
それを使用。
本当は空軍の袖章の生地色はダークブルーですが、ご勘弁。


これだけでグッと引き締まりました。





   f3.jpg

 塗装完了! 会社で出た廃材を利用し作った台座に乗せて完成。
 フィギュアの塗装はいつも通り、Mr.カラーとタミヤアクリルがメイン。
 ブレンディングと細部塗り分け、汚しはタミヤエナメルです。




   f4.jpg

 ちと見えにくいですが…右腕の袖章、分かりますか?
 実物だと結構イイ味出してるんですが…





   f5.jpg

 うぐぐ…私のデジカメ、マクロ撮影の限界がこれです…
 ちゃんと剣付柏葉騎士十字章や将校帽のディティールも
 塗り分けてるのになぁ。





   f6.jpg

 キットだとライフジャケットに付属しているパーツ類は、すべて
 ツヤあり黒で塗るように指示されていますが、写真によると
 ライフジャケット左腰にある圧縮ガスボンベはダークイエロー
 接続部は真鍮っぽいのでMr.カラーのシルバーを塗り、その上に
 エナメルのクリアイエローを塗って再現です。



今年初の完成品はタミヤ製となりました。やっぱりいろいろと資料を
見ながら作るのって楽しいですね。
…考察モデラーになり過ぎないよう、注意しつつ精進します。


さて、それではそろそろ、今月末に開催されるモケモケお花見会の
お題、痛車…もとい、イタ車に取り掛かるとしますです。