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燻ログ -いぶろぐ-

徒然なるままに、その日暮らし。
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01300002 泣きそうです

職場でインフルエンザが猛威を振るい、徐々に迫り来る目に見えぬ
ウイルス軍を前に、1945年時のドイツ軍首脳部の気持ちがビミョーに
分かる今日この頃ですが…



本日、会社から帰宅すると、最近片付けができていなかった部屋の
掃除に取り掛かりました。

乱雑に積み上げられた模型箱。通販で買った音楽CDやらDVD。



お~、徐々に片付いてきたぜ。



私は、いざ掃除を始めるとエンジンがかかってとことんやってしまう
人間です。…始めるまでが長いんですけどね。


すると、1ヶ月ほど前に届いたアマゾンのダンボール箱を発見。


あれ? この手の箱ってすぐに解体して資源ゴミに出してしまうんだが…




箱を振ると、中に何やら入っている様子。

おかしいな。中身のCDは手元にあるのに…?



箱をパカっと開けてみると――












   fi103de.jpg




 袋に入ったデカールが1枚。











こ……











これは以前紛失したブロンコのV1ミサイルの
デカールじゃねぇかーーーーーッ!!!














ぐわああああマジかマジかよ!!?



こげなトコにいやがったのかぁあAぁ亜
ああ゛あ゛ーーーーーッ!!






※ ↑の顛末をご存じない方はコチラの記事をどうぞ…

   2008年 12月16日 『ドイツの超兵器その1』






…上のように絶叫とまではいきませんでしたが、発見したとき一人なのに
「あっ!?」と思わず声に出してしまいましたよ…





まぁ、これでライヒェンベルクをちゃんとデカール貼って完成させることが
できます。




そうですよ。ポジティヴにいきましょうポジティヴに!!





ポ、ポジ……





ポジティヴにぃいぃい~~~~~ッ!!!(泣)



PR

12270018 ドイツの超兵器 その2

さてさて皆さんお待ちかね。
前回のV1に続き、ドイツが開発したスーパーウェポン、V2ロケット
制作記を遅ばせながら公開させて頂きます~。
 

間大陸間弾道弾ICBMのご先祖であり、宇宙へ進出した人類史上初の人工物。
これぞまさしく超兵器!

ちなみにこのV2ロケット、こちらの開発名称は『Aggregat 4』で、
『A4』と呼称されてました。しかし『V1』同様、ここでは馴染みがあるであろう
『V2』の表記で統一させて頂きます。



キットに関してですが、10年程前に地元の模型屋さんで購入したドラゴンの
製品です。

…我ながらよく10年も前にこんなモンを買ったもんだと感心。

 
 

さてさて、それでは箱を開けてみましょう。






   v2-2.jpg

 …近年のドラゴン箱とは似ても似つかぬ内容。あっさりさっぱり味。
 まぁ、内容がロケット1発と簡易発射台だけですからねー。





上記の通り、ロケット1発なんで組み立て~塗装まで2日もあれば充分だろうと
思ってましたが、そうは甘くないのが模型道。


古く、大味なキット故にビミョーに組み辛い。

羽根をくっつけたらこれまたビミョーなスキマ空く。



うぐぐ、こんなスタート地点で立ち止まっていてはいかん!!




無い知恵絞っていろいろ工夫してみました。






   A4-02.jpg

 まずは羽根。塗装上の都合から後で接着することに。
 羽根パーツにプラ棒を埋め込んで、本体に穴を開けてフィット感と
 接着力を高めます。





   A4-01.jpg

 このV2キットで最も接着が難しい所であろう、ロケット噴気口に取り付けられる
 姿勢制御用の耐熱モリブデン製噴流舵。
 キットでは円盤状のワッシャー(?)が省略されているので、余っていた塩ビ板を
 8Φのポンチで抜いてはめ込みました。
 しまった。ちょっとブ厚い。ホントはもっと薄いのです。







   A4-04.jpg

 そして塗装開始! V2は、実戦では茶色で迷彩塗装されてましたが、
 今回は打ち上げテスト用の 白黒模様で塗装したいと思います!

 まずは半ツヤの白でキットの半分を塗ります。
 グンゼはMr.カラーの『キャラクターホワイト』をベースに、ほんのちょっと
 『ニュートラルグレー』を混ぜ、吹き付け。
 
 ラッカーと言えど油断禁物。ちゃんと丸1日乾燥させた後で写真のように
 マスキングしました。



さて、乾燥時間を利用して、V2の飾り台にもなる発射プラットフォーム
制作に取り掛かります。





   A4-16.jpg

 ドラゴンのキットにも発射台は付属しているんですが、どーも形状が怪しい。



そこで、以前中古で購入した香港ミニアートスタジオ製のレジンキット、
『V2 MELLER WAGEN』に付属している発射台を使用することにしました。




   A4-03.jpg

 これが、発射台の全パーツです。
 正直、詳細な資料を持っている身としましては、省略されている部分が
 目立つキットですが…手を入れると結構イイ感じになるオーラが。





   A4-05.jpg

 ディティールアップしつつ、組んでみました。白い部分がプラ素材で
 追加した箇所です。


いくつか手を入れた部分がありますので、レポートをば。

まず、このキット…4本ある支柱の足場ですが、前部同じ形状です。
本当は左右対称となりますので、支柱をはめるカバーからピョコっと出てる
ジョイントを切り離し、逆方向に接着します。

ロケットを乗っける円形の上部パーツですが…小さなハンドルの付いた
箱が省略されているので、レジンの破片を削ってそれっぽく仕上げ、接着。

キット下部を占める四角い山型のパーツは歪みが激しく、あまりにもボコボコ
だったのでリューターで整形。
2本突き出ている足も凹んでました。仕方がないのでプラ板を貼り付け誤魔化し。

あと…パーツ写真にある小さい方の4つあるL字ハンドル…これはどこへ
付けるのか謎です。
モノホンには付いてなかったっぽいので、無視します。



…やっぱり古いレジンキットは大変です。組み立てだけで5時間を要しました。




   A4-10.jpg

 サフ吹きして塗装。カラーはタミヤアクリルの『ダークイエロー』
 『バフ』『ライトグレイ』を混合。

 錆や雨だれはタミヤエナメルの『フラットブラック』『フラットブラウン』
 薄めて表現。ついでにウォッシングもこの色で行いました。




発射台は無事完成!

それでは、充分に乾燥したV2本体の続・塗装に取り掛かります。



下地は丈夫なラッカーホワイト。上に塗装するはタミヤアクリルの
『セミグロスブラック』をベースに少し『ミディアムブルー』を加えました。

チラっと前述しましたが、ロケット本体はテスト用の白黒カラー。
テストカラーですので普通のペンキっぽく、あえてツヤありで塗ります。


ちなみに何かの資料で、「V2の弾頭部は深い緑色で塗られていた」という
記事を読んだ記憶がありまして。

塗装が単調になり過ぎるのもどうかと思い、弾頭部のみ『セミグロスブラック』
『オリーブグリーン』を混ぜたカラーを吹いてます。
とは言え、ほとんど見分けがつかないんですが…



プシューと吹いて充分に乾燥させ、マスキングをはがします。

その後、分割されていた弾頭部、真ん中、基部、羽根をそれぞれ接着。








   A4-06.jpg

 おおぉーー! V2や!!(←当たり前)


テスト用塗装は見事成功!! 目に優しくない豪快な模様に!


ちなみにこのインパクトのある白黒模様ですが、発射時のロケットの姿勢や回転を
見やすくする為のものなのです。

制作チームの違いなのか、技術者の遊び心なのか、この白黒パターンにもいくつか
種類があり、中にはチェス盤のような細かいのも見られました。

私は中でも比較的スタンダードなパターンで塗装されたV2を再現。





ってか、このV2、写真では分かりにくいですがデカいんです。







   A4-07.jpg

 500mlのコ○・コーラと並べてみました。
 (写真にはスポンサーの都合上、一部モザイク処理しております(笑)

 大きさが分かるでしょうか? 1/35でありながらこの大きさ…
 コカ・○ーラの2倍くらいあります。


 ハッ!? モケモケさんのショーケースに入るかしら…?






   A4-15.jpg

 ロケットのおケツ。ジェット噴気口です。
 現存しているV2の内側はツヤのある赤色で塗装されていましたので、
 白黒模様にも映えますし、タミヤエナメルのツヤあり『モンザレッド』
 塗装。
 

 そして最後に、噴流舵を接着します。

 うむむ、ここで問題発生。
 この噴流舵、何色で塗ればいいのだ…?
 カラー写真ではロケットの影となり、よく見えません。白黒写真のアップでは
 黒っぽい…








はい、皆さんご一緒に!!











困ったときは、NATOブラック!!








というワケで、前回のV1ドリーに引き続き、こいつもタミヤアクリル『NATOブラック』
塗っちゃいました。





さあ! V2本体も完成!!



早速、先に完成していた発射台に乗っけてみましょう!!












   A4-11.jpg

 しまった。間違えてコカ○コーラを乗っけちゃった。


 余談ですが、こいつを乗っけたら「ミシッ…」という音が。

 結構命がけのギャグなのですよ…





   A4-08.jpg

 気を取り直して、V2を乗っけてみます。
 うおー! かっこいいーー!!





   A4-09.jpg

 発射台をアップで。ちなみにV2の羽根を接着し、固定する際に
 この発射台に乗せて合わせたのでジャストフィットしてます。





   A4-13.jpg

 V1の撮影時に活躍したフィギュアを置いてみました。
 同スケールでの人間のサイズが、よく分かると思います。





   A4-12.jpg

 こうして見ると、V2って本当にデカイ兵器だったのですねー。
 戦況が芳しくなかったときに、こんなのを使い捨てで作ったドイツ…
 流石と言うか何と言うか…





   A4-14.jpg

 うおっと、忘れるところでした。最後のディティールアップ箇所です。
 弾頭の先っちょに、本当ならば信管が付きます。このキットでは
 省略されているので、先端部を切り取ってプラ棒を削って尖らせ接着。
 色は海外の博物館で現存しているV2を参考に、ツヤのある赤で塗装。
 これもエナメル『モンザレッド』です。





これにて、ドイツ超兵器制作シリーズは終了となりますー!


久々にゲテモノを作ったので、とても楽しく制作できました。
やっぱり妙チキリンな兵器は面白いですね~。







   afv.jpg

 最後に、『中京AFVの会』にて展示した様子を掲載します。
 2つ並んだ『報復兵器』…なかなかレアではないでしょうか…?




さて、何とか2008年中に間に合いましたが…可能であれば、V1とV2の
トリビアも仕上げたいなぁ…

 

最後に…

やっぱり背が高すぎて、モケモケさんのショーケースには入れられませんでした…

店長に無理を言って、お店の奥の部屋に飾って頂いておりますので、もし機会が
ございましたら、ご覧になってみて下さいです。
 
 

12160057 ドイツの超兵器 その1

先日14日、モケモケ常連ズの方々とともに『中京AFVの会』
参加してまいりました。

何度も参加されている方からの話によると、今回は参加者、お客ともに
例年よりもかなり多かったようで、しかも作品の質も相当高かったそうです。

そんな中、モケモケ常連ズの筆頭たるホワイトタイガーさんが、何と
入賞! 見事銅賞に輝かれました! ワ~パチパチ!!


模型展示会には何度も足を運んでおりますが、今回はトビキリ濃厚で
楽しく過ごすことができました。


ちなみに今回は、『関西AFVの会』に引き続き、私も作品を展示しました。

前日の日記にて書いた通り、作品内容はドイツ軍の超兵器V1V2


今回から数度に亘り、制作記と超兵器トリビアを連載したいと考えております。





でわ、早速参りましょう!

まずは世界初の無人飛行爆弾 Fi103 A-1 報復兵器1号、
通称『V1』
です!!



ここをご覧になっている方ならば、ご存知の方もおられると思いますが、
第二次世界大戦後期、みんなのチョビ髭ヒトラー総統のイギリスへの
猛烈な憎しみが生み出した『仕返し』の兵器。
それがこの『V1』です。

ちなみにV1は略称で、正しくは『Vergeltungswaffe 1』
日本語に直訳すると『復讐の武器』となります。

兵器としての正式名称は『Fi103』なのですが、タイピングがメンドイので
ここではV1で統一させて頂きます。



さて、少し前に香港のプラモメーカー、ブロンコがこれまでガレージキット
でしかなかった1/35サイズのV1を、何とインジェクションキットとして
発売しました。
この衝撃的ニュースに感涙したのは私だけではあるまい!!




全世界のゲテモノスキーを代表し、ここで言わせて頂こう!
ブロンコよ、ありがとう!!!







…え~、脱線しました。失礼おば。




それではキットの紹介を。





   v1-2.jpg

 妙に細長く、異様に破けやすい箱の中にはあっさり目なキットが。
 あと、説明書が酷い扱い。せっかくのカラーなのに、もちょっとどうにか
 ならんかったのか…?


キット内容は本体であるV1と、発射台まで運ぶ際に使う簡易ドリーが付属。

こやつ、一応航空機なのですが何せ扱いは巡航ミサイル。撃ち出したらあとは
目標に突入するのみ。つまりは車輪がないわけですが、このドリーのおかげで
展示には困りません。



ってか、組み始めて驚きました。
このキット、何とパチ組みできるのです!!

V1本体の各パーツにはパチ組みの為の爪と穴が完備! しかも意外と
しっかりハマってイイ感じ!!



主翼、尾翼ともにシャープで薄く、全体像もV1の特徴を非常によく捉えて
いて、素組みでも充分かっこいい。手を入れるところもほとんどないと
思います。


私は折角作るので、一部…ホンマに一部ですが、省略されているディティールを
追加することにしました。




   fi103-02.jpg

 ホンマにすいません…毎度毎度ピンボケで…
 このV1の動力であり、特徴でもあるパルスジェットエンジン。
 その基部にある点火プラグが省略されていたので、1mmプラ棒と
 0.5mm真鍮線にて再現。
 エンジンと本体を繋ぐ支柱にあるピトー管が、ただのプラ棒で
 インパクトに欠けると思い、モケモケさんで購入した外径0.6Φの
 真鍮パイプに置き換えました。




   fi103-03.jpg

 パルスジェットエンジンの吸気口にあるメッシュのモールドがちと
 甘いと感じたので、これまたモケモケさんから頂いた茶漉しの網
 丸く切ったものに、真鍮線と真鍮パイプを短く切断し接着。エンジンの
 カバーパーツに後ではめ込みます。
 以前ネットにて入手した吸気口のアップ写真を見ながら制作しました。
 本当にこんな形なんですよ!



 
   fi103-01.jpg

 このキット…V1本体の出来は秀逸なのですが、ドリーの出来が…
 モールドとかの問題ではなく、細部のヒケが激しいのです。
 おそらくV1に意識が行き過ぎてドリーは力尽きてる感じ…
 特に、ドリー本体の端がヒドイ。いちいち埋めるのがメンドイので、
 以前激安店で購入したベルトの穴開けポンチを使い、薄いプラ板を
 3.5Φで打ち抜いて各所に貼り付けました。
 


私が追加した点は上記の4点だけです。ってか、私の手元にある資料を
見ると、たぶんこれ以上ディティールアップする必要はないというくらい
イイ出来です。(褒め過ぎかしら…?)



パチパチ組んで、接着剤を流し込み、ほとんどストレスなく完成。
あとは色を塗るだけです。


塗装は、前回の日記にありますパッケージイラスト通りのスタンダードな
V1を目指すことにしました。


私は基本的にタミヤアクリルカラーを使用します。
機体上面の緑っぽい色は…

『XF-73 濃緑色(陸上自衛隊)』(ベース色)
『XF-58 オリーブグリーン』
『XF-60 ダークイエロー』
『XF-66 ライトグレイ』

を、雰囲気で調合。




機体下部の白っぽい色は…

『XF-66 ライトグレイ』(ベース色)
『XF-2 フラットホワイト』
『XF-18 ミディアムブルー』


を、これまた雰囲気で調合。



ひたすら自分のイメージに合うまで試し吹きしました。
手元にあるカラーでいかに『それっぽい』『自分が思う』色を
再現するか。
普段はめんどくさがりなのに、この作業は結構楽しいんですよね。


故に、二度と同じ色を作れないというデカイ欠点もありますが…




機体の塗装はそれでよかったんですが、ここでふと疑問が。


このドリー、どんな色なんだろう…?



白黒の動画や資料写真を見ると、かなり暗い色なので黒っぽい感じ。
確か、タミヤが1/48で出したV1のドリーの色はダークグレーだった気が…



う~~ん…仕方ない…


私の必殺技を使うしかあるまい。





困ったときは、NATOブラック!!





エンジンの色、タイヤの色、モビルスーツの武器の色…

私は悩んだとき、必ずこの色に助けてもらうのです!



『XF-69 NATOブラック』

今年作った陸上自衛隊の化学防護車。この車両のタイヤを塗る際に
購入したカラーだったのですが…そのまま塗ったときの色褪せた感が
あるつや消しの具合が最高にツボでして。
それ以降、いろんな場面で活躍してもらってます。


今回もそんな魔法の色、NATOブラックで塗っちまうとしましょう!!



さてさて、乾燥時間も合わせると2日かかりましたが、無事塗装も終了。


あとは付属のデカールを貼れば完成です!!




さてさて…デカールはっと…



ガサゴソ。



ガサゴソ。












……あれ?









ガサゴソ。







ガサゴソ。











……え? ちょ、ちょっと待てよ……確かここに……










ガサゴソガサゴゾゾズゾガシャーン!!





ガシャバキゴソパカッ。ズザザーーッ!!











な……














ない……!!!








コタツをひっくり返し、カーペットを上げ、椅子をどかし、さらに全裸
なってまで探しましたが、デカールは忽然と姿を消してしまいました…



このキットをモケモケさんのところで購入した際、店長とデカールを見て
話した記憶があるので、欠品というワケではないはず…

おそらく、キットが入っていた袋にデカールを入れていて、その袋をゴミと
して出してしまったのでしょう…


嗚呼……マジ凹み……




しかし、凹んでいるヒマはありません。

時は金曜夜。もう展示会まで時間がない…!
確かモケモケさんのところには在庫はなかったはず…
くッ、八方塞かッ!!


V1は細かな注意書きが大量に書き込まれています。
キット付属のデカールは、その細部に至るまで非常に綺麗に再現された
見事なものでした。

あれ無しではV1の…このキットの魅力が半減してしまうッ!!





そのとき、電話が鳴りました。




電話の相手はモデラー仲間でもある友人。





私 「…なんやねん」



友 「おいっす。お前、今模型作っとるんやろ? もうじきそっちの近く通るで
   ちょっと見せてーな」



私 「…実は、今作ってるヤツのデカールなくしちまって…見せれる心境じゃ
   ないんやわ…」



友 「え!? マジか」



私 「明後日までに完成させなあかんし、すまんが、また今度に――」



友 「俺さ、今タムタムにおるんやわ。後で金払ってくれるなら、そのキット買って
   そっちに持ってったるけど?」





私 「ホンマか!!?」





渡りに船、捨てる神あれば拾う神あり!!


一刻を争う私は友人にキットの名前を告げ、店員にも聞いてもらいました。




友 「ブロンコのFi103…V1ミサイルですけど――。 ああ、在庫あるって」




私 「よっしゃぁああーーッ!!!」




友 「2800円!? 高ッ!!! んじゃ、買うわー」



私 「すまん…俺は…お前のようなダチを持てて幸せだ…本当に、ありがとう…」



友 「気にすんなよ。俺とお前の仲だろうが!」






我が心の友は爽やかに述べ奉り、電話を切りました。



ちなみに私はV1の大ファン。2機あっても無問題。買ってきてもらうキットの
デカールをスキャンして試射型に改造し印刷するのもいいな…ふふっ。






1時間程して、友人が我が家に到着。




私 「お待ちしておりました我が友よ…どうぞ、お上がり下され…」



私はコーラ柿の種という、持てる全ての贅沢品を用意して彼を歓迎。



友人は満足そうに座り、約束の品をズイッと差し出しました。




私 「おお…あ、ありがと―――」



















   fi103-04.jpg
















 _| ̄|_    //ヽ\
 |      '|/ / ノ  "´ ̄ ̄''''‐-...ノヽ
 |__|'' ̄!  !    /            丶 |
   ,‐´ .ノ''   /  ,ィ             \
   ヽ-''"   7_//         _/^ 、 `、
┌───┐  /          / 、_(o)_,;j ヽ|
|┌─,  .|  /.           -   =-{_(o)
└┘ ノ ノ   |/        ,r' / ̄''''‐-..,>
   //   {         i' i    _   `ヽ
          ̄フ       i' l  r' ,..二''ァ ,ノ
   n      / 彡       l  /''"´ 〈/ /
   ll     _ > .  彡    ;: |  !    i {
   l|       \ l 彡l     ;. l |     | !
   |l      トー-.   !.    ; |. | ,. -、,...、| :l
   ll     |彡     l    ; l i   i  | l
   ll     iヾ 彡     l   ;: l |  { j {
   |l     { 彡|.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
. n. n. n  l 彡   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |!  |!  |!   l彡|    ::.     `ー-`ニ''ブ
  o  o  o   l      :.         |


              ↑ 私






友 「え? 何?」



私 「てめぇえぁあああ!!! こりゃ有人試作機ライヒェンベルクぢゃねぇかよ!!」



友 「え…? で、でもこれってV1じゃねーの?」



私 「V1だけどV1ぢゃねぇんだよ!! あぁぁああぁあああーー!!






久々に絶叫しました…



ぐあああ! 俺の説明不足だったぁあああ!! もうライヒェンベルクが
発売されていたとは盲点! タム店員も発売直後だったから疑問に
思わなかったのかもしれん…ぐぅううぅっッッ!!




が、よくよく調べてみると、実機の資料が少なくて分からなかったのか、
ブロンコさんの手抜きか分かりませんが、このライヒェンベルクに
入っているデカールは、私の持っているV1と同じものでした!



一応別機体ですし、いずれ買うつもりだったので、結果オーライ…


友人にはちゃんと礼をして、作っているV1も見せ、買って来てくれたヤツと
何が違うのか2時間ほど講義をし、帰宅して頂きました。




友人の帰宅後、デカール貼りに入ったのですが…これ、薄いわ小さいわ
細かいわで結構貼るの大変です。
しかしそれが幸いし、マークソフターを少し塗るだけでデカール特有の
段差がほとんど気にならなくなりました。ってか、密着し過ぎで修正が
きかなくなるので要注意。



会社から帰ってきてチマチマ作業し2週間、何とか完成に漕ぎつけました!

以下が完成写真となります。ちょっと暗いかも…





   fi103-05.jpg

 個人的ベスト角度。おおおっ、やっぱカッコイイーー!




   fi103-06.jpg

 真横からパチッ。無駄のない引き締まった肉体が美しい…




   fi103-07.jpg

 後ろからパチッ。滑らかな曲線を描くヒップラインに釘付け。




   fi103-08.jpg

 機体右横から。注意書きは左側に集中してるので、こっち側はあっさり。




   fi103-09.jpg

 機体先っぽの小型プロペラ。資料を見ると光沢のあるブラックだったので、
 タミヤアクリルカラーの『セミグロスブラック』で塗装。




   fi103-10.jpg

 パルスジェットエンジンのアップ。せっかく作ったメッシュも暗くて見えない…
 ちなみにエンジン上の点火プラグは塗装を削って真鍮の色をそのまま出して
 ます。




   fi103-11.jpg

 大きさが分かりにくいので、以前鉄道輸送ティーガーを作ったときに
 制作した同スケールのフィギュアを配置してみました。
 デカッ! 使い捨ての兵器なのに意外と大きいことが分かります。
 





如何だったでしょうか? 途中でコントを挟んだ気もしますが、久々の
1/35模型制作記、楽しんでいただけましたか?

もしこれを読んでる方で、これからV1を作ろうと思われておられるなら、
何らかの形で参考になれば幸いです。


なお、本物のV1の詳しい情報は、後述するV2とともに改めて書きたいと
思っています。

 

12130222 ようやく…

こんばんわ…
この1週間夜3時就寝だった燻です…

いよいよ明日に迫ってまいりました『中京AFVの会』

その展示会に参加すべく、そして常連模型屋さん『モケモケ』の展示企画に
間に合わせるべく、制作してきたキットがようやく完成しましたので、ここにて
報告させて頂きますです。


とは言え、まだ完成品の写真を撮っておらず、今回は前夜祭ということで
私が何を作っていたか、発表するのみにしようと思います。



モケモケさんの展示企画は『1945』という縛り。
1945年に関係するキットを作ろう! というものなのですが…

どーせなら、誰も作らないようなゲテモノを作ってやろうと奮起したのが
1ヶ月前。






ふ~む、1945年…




つまり大戦末期…







大戦末期ということは超兵器!!






という何か歪んだインスピから選んだキットが、下記になります。







 
   v1.jpg

    ブロンコ 1/35 Fi103 A-1 V-1飛行爆弾






   v2.jpg

   ドラゴン 1/35 A-4 V-2ロケット





大戦後期、ドイツが開発した巡航ミサイルの元祖とICBMの元祖!

これぞ私の求めていた「誰も手をつけないヤバいジャンル」よ!!




次回より、このキットを組んでる様子を数回に亘りブログに書きたいと
思います。

これから作りたいという方必見!な情報も盛り込んでいきたいので、
お楽しみにです~。





あ、ちなみにですが、このブログの左側にありますメニューの『カテゴリー』
少々弄りました。

これまでは模型制作は『模型制作』という1つのジャンルでしたが、それでは
私のやりたいディープなワールドが表現し辛いと思い、3つに分割。



◆ 模型制作 (AFV・王道モノ)

 …文字通り、1/35のAFVを中心に制作する際に使用するカテゴリーです。
   将来的には艦船や航空機も作ってみたいなぁ。


◆ 模型制作 (珍モノ・奇モノ)

 …我が心を具現化したジャンル。今回のようなゲテモノやキワモノを作る際に
   使用するカテゴリーです。鉄道関係もここに載せる予定。


◆ 模型制作 (ガンプラ・フィギュア)

 …上記2点に当てはまらない、ガンダム系のプラモやキャラクターキットを
   作る際のジャンルです。




こげな感じになります。
 

いつの間にやら『つぶやきぼやき』カテゴリーのブログ数が99カウントに
なっちゃってます。ここに匹敵できるよう、来年はもっといろんなキットを
制作したいですね。

 

11292300 衝撃の発表

つい先日、いつものようにパソコンの電源を付け、ネットに接続して
いつもの巡礼ルートで各サイトを見ていたときでした。

このブログをご覧になっているならご存知の方も多いと思いますが、
世界の最新模型情報でかなり優良な海外サイト『PMMS』こと
『Perth Military Modelling Site』にて新作情報を
調べていると…

少し前の日記で書いた通り、トランペッター社が第二次大戦中に
活躍したディーゼル機関車WR360を発売します。
そのキットの箱絵が上がっていたので、思わず「おお!」と感動。


私 「やっぱいいなぁこの時代のディーゼルは…C14タイプといえば
   200両以上生産された傑作モデルだし、いろんなところで活躍
   してたに違いない。きっとジオラマ作成にも使える――」




次の瞬間。





私 「………あれ?」





(↓ これがディーゼル機関車キットの正式タイトルです)

January09 releases
00216 German WR 360 C12 Locomotive














January09 releases
00216 German WR 360 C12 Locomotive













私 「シ……C12だとぉぉおおッッ!!!??」









解説しよう!!

C12とは、先に述べたC14よりも小型で生産数も少ない超絶マイナーモデル
なのだ!! 全長はC14よりも35cmも小さく、牽引能力もその名の通りに
12トンしかない! K5レオポルド列車砲やカール自走砲の牽引は不可能
なのだ!! ここで注意しておかなければならないのは、WR360機関車と
聞いたら真っ先に思い浮かぶであろう有名な簡易装甲列車No.29
引っ張っていたのはこいつじゃないんだぜ!! あれもC14だ!!


え? そげなコトどうでもいい? ぶっちゃけ興味ない?









喝ッ!!!






当時の欧州戦線を維持したのは文字通り網目の如く張り巡らされていた
鉄道網なのである! 一度に大量の兵員、武器弾薬、食料と、すべての
生命線を一身に担っていた、影の功労者なのだ!
彼らがいなければ、銃は撃てず、戦車も動けず、腹も膨れない!!

しかし1/35鉄道スケールはデカ過ぎ、スタイルもかっちょいいというよりは
ダサ渋いという感じのビミョーな立場ゆえ、人気がないのも勿論理解できる!!



ですが皆さん、このキット発売を機に、どマイナーな鉄道シリーズを
ちょいと見直してみてもらえませんか…?


たぶん得られるモノは少ないと思いますが、なかなか掘り下げられる
いい世界ですよ…うふふ…ふふ。




でわでわ最後にディーゼルトリビアをひとつ。

このディーゼル機関車WR360 C12ですが、WRの後ろの『360』は馬力を、
『12』は牽引可能トン数を、そして真ん中のアルファベット『C』は、日本の
蒸気機関車と同じく、ホイールの数を表してます。
2輪なら『B』タイプ、3輪なら『C』タイプ、4輪なら『D』タイプという感じです。



…まぁ、C12でも買っちゃうんですけどね。35cmデカくすりゃC14になるし。
ボディをぶった切って1mm接げ足せばいいですしねー。

10142006 今日は鉄道の日

そういえば、今日は『鉄道の日』でした。
今から136年前の明治5年、新橋~横浜間を日本で始めて鉄道で結び、
運行を開始した日なのです。

哀しき1/35の鉄オタとしては、何かアクションせねばなりますまい!!


と、いうワケで、今日は先日私が購入したミリタリー資料について、ちょいと
語りたいと思います。



ここをご覧になられているなら、知っている方もおられると思いますが、
第二次世界大戦の洋書専門店『パンツァーブック』というサイト様が
あります。
古今東西、ドマニアックな洋書も揃う優良サイト様。

ここで、なかなかお目にかかれないモノを発見したので、迷わず即購入。
先日届いたその商品が、↓になります。






   train1.JPG

    『Die Reichsbahn im Kriegseinsatz』
 ドイツ国鉄の貴重な映像満載のDVDです。
 海外リージョンなので、我が家ではパソコンでしか再生
 できないのが玉に瑕。



   train2.JPG

    『Trojca 8.8cm Flak 18-36-37 Vol.2』
 88mm高射砲の傑作資料本の第2巻です。
 見たことのないような車両、貨車に搭載された88mmの
 写真が満載! 大戦初期頃に『バンカーパック』という
 対戦車特化88mmが存在していたと、私はこの資料で
 知りました。


上記2点で1万円という、内容と同じくなかなかなヴォリューム
ですが…それに見合うだけの価値は充分にありました。


ドイツ鉄道のDVDですが、これには何と工兵部隊による橋の建造、
戦車部隊のカラー映像での行進、前線を視察する将校達やらと、
鉄道関係の他にもかなり資料性の高い映像が盛り込まれており、
様々な模型制作の場面で役立ってくれそうです。




う~ん、資料ばかり集めてないで、実際に手も動かしたいのですが…
私が欲しいのは、今手に入れないと、次にいつ手に入るか分からぬ
キットやら資料ばかり…

ここで締めの俳句と和歌をば。


 親孝行 したい時には 親は無し


 プラモデル 作りたいときに モノは無し
    結局最後は 輸入かヤフオク


10102037 祝!!!






キ……










キキ………















キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!









1/35 WR360ディーゼル機関車
インジェクションキット化!!!



数年前、BR52戦時蒸気機関車をインジェクションキット化した、あの
お騒がせトランペッターがまたやってくれるらしいですよ奥さん!!

先日、某掲示板にて知りましたが、箱絵が出てたので発売は決定
ですかね。ってか、中止したら許さんぞ喇叭…



ここで皆さん待望、燻の第二次大戦鉄道関係トリビア
提供することとしましょう。




   P1010273.JPG

 ↑私の所有しているチェコの神メーカー、CMKのWR360レジンキットです。

トランペッターから発売されるディーゼル機関車は、おそらくこのCMKキットと
同様のC-14タイプと思われます。
まぁ…ぶっちゃけBR52と同じくピーコ品ではないかと…('A`)


このWR360 C-14、ドイツ軍が使用した中で一番有名なディーゼルです。
開発されたのは1930年代後半。もとの目的は大きなターミナル駅で、
貨車等を他の動力車に連結させる為に引っ張る入れ替え用機関車
として開発されたようですが、蒸気機関車と違って排煙が少なく、
目立ちにくいという理由から、戦争中に様々な場所で軍用機関車として
使用されました。

有名なところでは、北アフリカ戦線。
地平線を見渡せる真ッ平な砂漠で黒煙をモクモク吐き出す蒸気機関車は
使えないので、必然的にこやつが輸送に使われてたようですね。
(ちなみに、このディーゼル機関車を北アフリカの港から陸揚げしている
貴重な映像が現存しています)

他にも、空港や港湾施設で使用された例がありますね。

残念ながら未確認ですが、きっと作戦行動中の列車砲の牽引にも
一役買っていたことでしょう。ううむ、妄想が膨らむ…ムフフ。


馬力は型式番号の通り360hp。先述した蒸気機関車BR52が確か
1680hpですから、あまり出力は高くないようです。まぁ、もとが
入れ替え用ですしねぇ…


戦後、傑作蒸気機関車BR52と同じように、このWR360もヨーロッパ諸国で
使用され続けました。
80年代には大半が退役してしまったようですが、一部は改修されて90年代
まで使用されていたと耳にしたことがあります。流石に現役はもうないかしら。




と、まぁさわりだけ紹介してみましたが、如何だったでしょうか?

「もっと詳しく知りたい!!」、「ドイツ鉄道最高ー!!」
「ハイル・アイゼンバーン(鉄道万歳)!!!」
という奇特な方がおられましたら、お気軽に私に一報下さいですー。



まだしっかりと確認はしていませんが、発売時期は来年2月頃、値段は
9000円弱らしいです。ホンマかしら…?

とりあえず私はモケモケにて2両予約しておきました。
皆さんも北アフリカ戦線のジオラマを作成される際は初期ティーガー
4号F2並みの必須アイテムですので、購入を一考されては??