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燻ログ -いぶろぐ-

徒然なるままに、その日暮らし。
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  • :03/29/00:15

09241900 今津駐屯地記念祭

先日の23日、体調が良さげだったので、予定通り滋賀県にあります
陸上自衛隊今津駐屯地の記念祭に出かけました。

寝坊してしまい、朝6時出発となってしまいましたが…
高速も下道もガラガラで、名古屋から2時間ちょいで到着。


しかし、問題はここからでした…


イベント会場となる駐屯地の開門が、朝の9時から。
従って駐車場や駅からピストン輸送する専用バスも、当然9時からの
運行となるワケで。

朝の8時過ぎに着いちゃった私は…駐車場から20分かけて駐屯地まで
歩く羽目に…

平らな土地ならともかく、山あり谷ありな今津駐屯地…
目的地に辿りつく頃には、良かった体調が早速おかしくなってきてまひた…


駐屯地正門に到着すると、ビーム兵器なみのカメラと大量の機材
持ったおっさんたちが10名ほど私より先におられました。

自分もそうですけど、何て言いますか…この手の方々のモチベって
ホンマに凄いですなぁ…会話がディープだし。



朝9時になり、開門。パンフレットと小冊子(以前テレビで紹介されてた、
漫画で防衛白書の活動を紹介してるヤツ)を貰い、会場となるグラウンドへ。

去年、私たちはほぼ横から撮影してましたが、今年は砲撃を真正面から
見たかったので、ベストポジションと思われる所に陣取ります。


天気は曇り。風も涼しく、朝一で入場できたこともあり、万一雨が降ってきても
ダメージを防げる木の下という最高の場所をゲット。これは幸先いいぞ!


貰ったパンフなどを読んでたら時間もすぐに経過し、いよいよイベント開始となる
10時を迎えました。


ちなみに今年は小松基地航空祭と日にちが被った為か、去年よりも人が
少なかった気がしました。




ima4.jpg
先陣を切る96式8輪装甲車。やたらたくさん走ってました。
隣りのおっさんが電話で喋ってましたが、今年はこの96式が
大量に配備されたらしく、その為によく見るようになったとのこと。





ima1.jpg
第3、第10戦車大隊の74式戦車。何度見てもかっこいい…





ima2.jpg
グラウンドを所狭しと蹂躙する戦車部隊。空砲とは言え、真正面から
砲撃されると物凄い衝撃が来ました…



今回の撮影の為、ベストポジションに思えたこの場所ですが…
写真には写ってないですけど、イベント開始と同時に、観客がグラウンドへ
侵入しないように配置された自衛官の人が私の目の前に立ってまして…
かなり撮影に影響が出てしまいました。

そして…何より最悪だったのは風向きです。私の位置はもろに風下で、
車両が走る際の土埃やら砲煙やら煙幕やらで常に真っ白でしたよ…


近々友人や同志たちに、今回の画像、動画をCDに焼いて配ろうと思いますが、
それを見ればよく分かるだろうなぁ。




流石に実弾射撃を行う富士総合火器演習の迫力には劣りますが、真正面からの
戦車砲撃は、他では中々に味わえないものです。




無事に訓練展示が終わり、隊長車と思われる戦車が基地の責任者や偉いさんの
席の前までやってきて、敬礼。
その場で方向転換して帰ろうという瞬間、戦車がズルッと道からはみ出て斜めに…
珍しい戦車の脱輪…しかもよりによって偉いさん方の目の前で…
後で怒られただろうなぁ…orz




さて、いよいよ本日の個人的メインイベント、戦車試乗会が開催されます!!



車上に乗り、先ほど訓練展示で使用したグラウンドを2分ほどかけて
1周するというこの戦車試乗。去年は友人たちと来てたので自由行動が
できなかったですし、何よりすぐに列に並ばないと余裕で2時間待ちとかに
なっちまいます。

私はさっさとカメラをしまって撤収し、列に並びました。


それでも…自分の番が来るまで40分ほどかかりました…

しかも訓練展示が終わった途端、曇ってた空からお天道様が顔を出し、私を
ジリジリと焼き始める始末…雨よりは遥かにマシですが、何でこのタイミングで…





ima3.jpg
試乗に使われるのは、車体後部に手すりをくっつけた4両のみ。
小さく見えますが、10名以上が後ろに乗れます。

私が乗ったのは写真の車両ではなく、赤外線暗視装置が付いた
車両でした。





荷物を預けることができたんで、ひょっとすると危険防止の為に
カメラは持ち込み不可かなと思いましたが、私より先に乗っている
人が普通に撮影してたんで、嬉々としてカメラを手に戦車に乗ります。

すると、私の横にいた子供さんとその母親らしき人が、キューポラから
上半身を出してる車長さんと仲良さげに話している。
聞くと何と親子だそうで! いやはや、お父さんが指揮する戦車に
こんな小さいうちから乗れるなんて…いいなぁ…



他の車両も乗車が完了し、エンジン点火!

ドルルルルルルという強烈な振動と熱風。いいねいいねこの感じだ!!

動画を撮影してるので、片手でしっかりと手すりに掴む。

車長がインカムで何やら指示。いよいよ発進――


「おわっ!!?」


 ↑ 私の第一声。



大きく一度、ガクンと前に揺れたかと思うと、猛烈な振動が私を襲いました。


ギュガガガグガガガゲゴゴゴガガガガガ

この擬音が一番正しいかと…


キャタピラが誘導輪と駆動輪に噛み合う凄まじい金属音とエンジン音、
そして上下左右と襲い来る振動。



よくプラモとかで、戦車の後ろに兵士が乗っかってますが…
あれ、無理ですって。




そして戦車は曲がり角へ…

ガクガクしながら右へ車体を向ける74式。乗ってる私らは左へ左へ
吹っ飛ばされます。ってか、片手で身体を支えてる私はマジで半泣き。

そんな私たちに笑顔で手を振る会場の皆さん。



今思えば、私が乗るのを待ってるときに乗ってた人たちが誰も手を振って
なかったが…その理由が分かりました。

理由:必死



戦車はそのまま直線コースへ。
30~40キロくらいは出てたと思いますが、やはり高速で走行すると安定します。
全然揺れないし、安定感あるし。
戦車の上で風を切るなんて…嗚呼、最初はビビったけど、やっぱ貴重な体験。
乗ってよかっ――


「おわっ!!?」

 ↑ 油断大敵。



再び曲がり角。猛烈な振動を伴いながら、最初の位置へ戻って来ました。

まだ揺れてる感じの足で、戦車を降ります。


何だかんだ、たぶん私は終始ニヤついてたと思いますけどね…


降車後、いつかプラモで74式を作る際はこの車両をと、すぐに車体ナンバーを
撮影。乗員の皆さんにお礼を言って、私の初戦車試乗は幕を下ろしました。


ってか、驚いたのは赤外線暗視装置です。しっかり車体にくっついてるのかと
思いきや、移動中ガタガタ揺れまくり。あんなんでいいんですね…意外。



その後、恒例のヤキソバを食べて(今津基地のヤキソバが、その手のイベントで
一番美味いと思います)、駐車場行きのバスに乗り、基地を後にしました。




車に乗り、さて帰ろうとハンドルを握った途端、急激に疲労感が…

そう、体調不良がブリ返してきたのです…


行きは良い良い帰りは何とやら。途中の道の駅、SAに全部停まりながら、
何とか家に帰ることができました…


実は、このブログ書いてる今も、何か熱でボーッとしてます…


ともあれ、今年の陸自イベントはこれで終了! 今年は相当濃い1年と
なりました。

来年も、今年と同じくらい濃くありたいものですねぇ~。

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