燻ログ -いぶろぐ-
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05190101 | 2011 静岡ホビーショー2 |
2011年静岡ホビーショーの全国模型サークル合同展示会の写真を
紹介したいと思います。
何分行き当たりばったりで作品名等の詳細を調査し損ねているものが
多数ですが…雰囲気、ということで!
まずは大スケールAFV! 1/6の米軍M3軽戦車です。
足回り以外はほぼスクラッチだそうで…って、あれ? このフィギュアは…
うおっ! これは『プライベート・ライアン』のアパムとライアン!!
両名に似ているフィギュア用のヘッドを見つけ、改造したそうです。
それにしてもクリソツだわ…
こちらは1/25スケールのティーガー重戦車カットモデル。
こうして見ると、戦闘中のティーガーの中がどうなっているのか、
よく分かります。
物凄く大きく思える戦車ですが、こうして見るとめっちゃ狭いんですね。
こちらは台湾の著名モデラー、張中復氏の作品です。
機雷を運搬中に線路に乗り上げ、転がってしまったという何とも
コミカルながらヒヤリとさせられるシーン…
機雷はアンドレアの1/32かな??
こちらはグンゼが昔出していたディフォルメ・ティーガーです。
『ピンキーストリート』というシリーズで、ちまっこいながら特徴をよく
捉えている傑作。
シトロエンに乗るのはフランスゲリラの兵士でしょうか? 掲げられた
フランス国旗が戦いの勝利を示しているようです。
助手席から身を乗り出すおっさんがちゃんと当事のフランス軍小銃
MAS36を持ってる!
こちらはドラゴンのベトコンフィギュア! めっちゃ古いキットながら、今でも
通用するディティールは見事です。
自転車ねーちゃんのクオリティが凄いんですよ…
お仲間のカレー屋さんがベトナム海兵隊コスにハマってますが、実は私は
こっち側に愛着が…
かなり大掛かりなジオラマです! 写真では伝えられませんが、この
家と地面の質感が本当に凄いのです…まるで映画のワンシーンのよう。
フィギュアや小物の彩色も見事…
このジオラマを作られたモデラーさんは実際に欧州を旅行されたそうで、
なるほどこの説得力はそういうことかと納得。
ちなみにですが、普通は壁や石造りパターンは街や地域ごとに1種類と
いうことが多く、この作品のように複数のパターンがあることは珍しい
そうです。
パターンを複数使ったのは「模型栄えするから」とのこと。
た、確かに…
これは!? アーマーモデリングで読んだの吉岡氏の作品!!
嗚呼…声が出ねぇ…実物は凄過ぎます。
MMM最新号で掲載されたイタリア軍の152mm列車砲!
35鉄道モデラーの聖人こと山中猊下の作品です。
よくあのキットをここまで…もちろん私も持っています。
おお…な、何か不思議な…ビルマを舞台とした作品だそうです。
思わず惹き込まれて見入ってしまいました。
こちらの僧侶は手足と頭部以外はスクラッチだそうです。
すぐ近くの戦車をシカトしていることから、相当徳の高い僧侶と見た。
凄いイイ雰囲気が出ている…
この山のヌシ様…もののけ姫的な曲が流れてきそうです。
プライザーが販売している動物シリーズの猪を改造された作品。
タテガミは筆だったかな…?
この作品を作られたモデラーさんに、「この戦車はどう足掻いても
ヌシ様に勝てそうにないですね…」と言ったら、「その通り!」と
笑って下さいました。
航空機もちょこっと紹介。空母の甲板上を再現した作品です。
コルセアからその大きさが分かるでしょうか…?
初音ミクの痛機か…? と思いきや、何と実在するカラーリングだそうです!
F-35Bという機体で、その量産1号機。ってか、左端にいるのって…
私の心をくすぐるオールド航空機…こちらはフィンランド空軍で初めて
配備された戦闘機、ツーリンタイプDだそうです。
おおぉ…美しい貴婦人のようだ…
たまごヒコーキを使った曲芸のジオラマ(?)です。
こういうアイデアってどこから出てくるんだろうか…
ボクのような凡人にも分けてくらさい…
零戦21型のメーターパネルがこんなところに!
凄く綺麗な状態で保存されてたんだなぁと思ったら…
何とフルスクラッチ作品でした。ひぇぇ。
ここからは艦船になります。フランス海軍のステキ空母!
マイナーな空母って何でこんなにカッコイイんだろうか…
同じく、フランス海軍の水上母艦。
ってか、日本以外でもこんなに水上母艦ってあったのか…
すすす素晴らしい!! めっちゃ私のツボです!
軍艦とヨット、水上機のコラボなんて男のロマンやないですか!
って…あれ? この島って…『紅の豚』のホテル・アドリアーノでわ??
ドックに入港中の長門と高雄。ドックも男のロマンです…
一回でいいから、こういう所を見学してみたいですなぁ。
カーモデルではこんな作品が。お菓子の家ならぬお菓子の車。
本当にセンスの塊ですよ…一体どうやったら思いつくんだろうか?
figma初音ミクを乗せた1/12スケールのバイクモデル。
痛いバイクということでイ単車(異端者ではない!)と呼ばれています。
よく見ると、後輪のスタンドがネギカラーになってた。芸が細かい!
来ました来ました来ましたよぉぉーー!!!
ガンダムより、重モビルスーツ、ザメルのガレージキット!
一番乗りたいMSは?と言われたらガチで悩む機体のひとつ。
あああカッコエエ…じゅるり。
誰かがやるだろうと思ってたらやっぱりあった!
1/35スケールのジオン軍戦車、マゼラアタック。
砲塔が分離して飛行するというトンデモ仕様ですが、かっこよければ
いいのです!
寄航中のホワイトベースのジオラマです。
舞台はアイルランドのベルファスト軍港。周辺施設と艦船との溶け込みが
めっちゃ自然で素晴らしい…
これも紹介せねば男ではない!
宇宙戦艦ヤマトのビフォーアフター!!
アニメのシーンが再現されます…
正面側から。おおお…スゲーぜ…
ジャージャージャジャーージャジャジャッジャジャーー♪
あのテーマソングが自然と口から(笑)
こちらはヒストリカルフィギュア! マケドニアのファランクスかなと
思ったら、ローマ軍のレギオンでした。
う~ん、映画が見たくなります…
って、主任なにしてんすか!!
超人気海外ドラマ『CSI:NY』のマック・テイラー主任のフィギュア。
ドラゴンの1/6フィギュアの改造だそうです。
余談ですが、この俳優さんは『フォレスト・ガンプ』のダン中尉でも
ありますぜ。
最近ますます熱を帯びるマシーネンクリーガーもたくさん見られました。
こちらのおねーさんは、『ファルケ』付属のパイロットを改造して作られた
フィギュアです。
立体物のコミュニティー『fg』で拝見していたので、伺っていろいろと
お話をさせて頂きました。
これはオリジナルのマシーネン作品!
何とF1フェラーリのシャーシと、MGのサザビー等を使って作られたとか。
…こういうスクラッチも、センスがいるんですよね…脱帽。
先述した『ファルケ』の輸送シーンを再現しておられます。
この牽引車とドリーについて質問したら…
モデラーさんが快く解説してくれました!
何と牽引車は100均の何かよく分からんカプセルと、イタレリから出ている
ドイツ対空砲の弾薬カーゴを改造。
ドリーは、ホビーショーのタミヤブースで売られていたドイツ野戦キッチンと
プラ棒で作ったそうです…
こ、これは真似させてもらおうかな…
中にはこんなものも…
ファインモールドがキット化した『マシニングセンタ』のプラモ!
製造業に携わっている人間には垂涎の一品です…
横の木製パレットの雰囲気が完璧過ぎてワロタ。
鳥山明氏の絵を彷彿とさせるコミカルな作品。
イイ感じのミリタリーティラノ君でございますな!
ド、ドラゴンのドイツSS兵ですけど何か違う…(笑)
首だけヴェロキラプトルになってますがな!
しかし、ここまで将校帽やヘルメットが自然に被れるとは…驚き。
こ、これは…どうすれば…(オロオロ)
不謹慎ドンと来い! 1/144スケール、『福島第一原発』!
よーく見ると、下の方に同スケールの74式戦車と作業員が…
原発ってこんなにデカイのかよ!?
作者の方もコメントされておられましたが、一刻も早い事態の収拾を
願います…
こちらは餌獲り中のカワセミ。彩色が綺麗です。
って、あら? この咥えてるのって…モスラ…?
『水』をテーマに作品を作られていたモデラーさんの力作!
水族館の裏側(上側?)ですね。
この作品、下の方に覗き口がありまして、そこから撮影すると…
うおおおおマジか!? ジンベエ君がいますよ!
明るさといいカラーリングといい、完璧な水族館がそこにありました。
覗き込んだ人は皆「うわ…!」と思わず声を上げていましたよ…
作品上部には、イルカに餌をやっている飼育員のフィギュアが。
ちなみにこの水の部分はすべて透明レジンで埋まっており、
総使用量は何と7kg! 作品は9kgあるそうです…
こちらも『fg』で知ったモデラーさんの作品。錆の表現方法を知りたくて
いろいろ伺いました。
錆だけでなく、グランドワークや退色表現…真似しようにも真似できんッス…
ウチの地元の風景やん! 同じモデラーさんによる田舎の漁港。
ちなみに舞台…と言いますか、モデルになった場所は特にないそうで、
ネット上の写真や妄想で作られたとのこと。
このタイヤの汚れ具合とか、フジツボ、牡蠣のへばり付き…
潮の香りがしてくるようです。実家帰りてぇ…(オイ)
日本の城のみを作られているサークルさんの作品。
映画『火天の城』より、安土城の築城シーンを再現されておられます。
こちらは現代版の築城シーン(笑)ではなく、修復中の姫路城を
再現された作品です。
まさかこんな作品が見られるとは…日本のモデラー界は広いぜ…
凄過ぎます…これはまさしく立体の芸術的絵画です。
会場で作者の芳賀一洋氏ご本人とお話でき、感動! かなり突っ込んだ
お話を聞かせて頂きました。
嗚呼、今思えばもっと聞きたいことあったのに~!
こちらはカフェテリア。仄かなコーヒーの香りが漂ってきそうな雰囲気。
オトナな映画のワンシーンで出てきそうですね。
ドアップ。作品自体の奥行きはそんなにないはずなのに、何故かとても
奥へと続いている感じがします。
これぞまさしく、絵画的な手法なのですな…
こちらはパン屋さん。あああもう凄過ぎ…
店舗に目が行きがちですが、写真上部にある換気扇とか、窓とかも
本当に凄いんですって!
こちらからはお弟子さんの作品だそうです。
もうね…もう…ね…本当に好きなんですよこういうのが…
邦画、時代劇でありそうな絵ですね…
ってか、私の地元の山にはこういう廃堂がまだあったりします。
ノスタルジックな感動の背景には、必ず自分の記憶にその根源があるはず
なんですが…私が生まれていない頃の風景にも覚えるというのは、一体
何故なのでしょうか。
これが『日本人としての記憶』なのかもしれませんね。
静かな風景作品。こういう所をボンヤリと散歩してみたいです。
風の音とカラカラという風見鶏的な音しかしないんでしょうね…
以上で、合同展示会のレポートは終わりです。
今回は会場であの『MIGプロダクション』のミゲル・ヒメネス氏の塗装実演が
生で拝めました!
私はというとあっちへフラフラこっちへフラフラしていたので、飛ばし飛ばしで
拝見していました…
会場を後にする際、模型仲間とともに何とご一緒に撮影させて頂くことに!
私なんて肩組ませて頂いて感動!!
「貴様ッ、氏の実演をちゃんと見ずにフラフラしていただろう!」って言われまくり…
ああん…
ミゲル氏の塗装実演は『i-modellers』に詳細がございます。↓必読!
-静岡ホビーショー ミゲル・ヒメネス氏の塗装実演-
帰り道、タミヤ本社にて半額セールを堪能し、レインボーテンにてマイナーキットを
購入。
帰路ではサービスエリアでスーパーカーズと遭遇しつつ、今回も無事名古屋へ
帰還致しました。
ホビーショーツアーの締めは『スシロー』での夕飯となりましたが…ここでさらに
嬉しい出来事が!
レジで支払いを済ませてふと横を見ると、ガチャポンコーナーにあの台が!
『任天堂ヒストリーコレクション ファミコン編』!!
ミニチュアサイズのファミコンがあるではありませんか!
以前にスーパーファミコン編は購入したんですが、こいつは手に入らず
嘆いておりました…
折角だからと2回引くと…
何とお目当てだった『ファミコン』と『ディスクシステム』が出た!
うおお模型の神よダンケシェェーーン!!!
はしゃぎまくってたらレジのおねーさんが苦笑してました…
ええやんけ嬉しいんやから!!
(ちゃんと「はしゃいでゴメンね♪」と言っておきましたよ!)
そんなこんなで、静岡ホビーショーのレビューはこれにて終了。
充分に模型モチベーションを上げることが出来ました。
次回『i-modellers』の作品と、8月末に控える『中京AFVの会』に向けて、
頑張って作るぞー!
こんにちは。
私、あの零戦のメーターパネルを見たとき「フルスクラッチ」と書かれている意味が分かりませんでした。やっぱりアレが作品だったですね。
ホビーショーには初めて行きましたが、「眼福」もあればもうスゴすぎて「目の毒」状態の作品までありましたね。
あぁ…心底マジで羨ましい!!!!!!!!!!!!!!!!
うちも行きたかったぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
戦車見たかったよ~
来年こそは行きたいです
あ・・・ホビーショー終わってた・・・
ご無沙汰してます!リポートありがとうございます!去年ホビーショーの話を聞いて来年は行こうと思っていましたが、見事終わってしまいましたー!!リポート感謝感謝でございます!
来年こそは行きます!
>Bluebellさん
そうでしょうそうでしょう! やはり『ごった煮』の展示会は楽しいです。
自分の知らない作品ばかりなので…知識も増えますし。
これは次回から常連参加となりますか??
メーターパネルは凄かったですよね…
あれはスクラッチというよりはリエナクトじゃないのか…?
>ユラさん
な、何というビックリマークの数…(笑)
モチロン素晴らしい戦車作品満載ですが、AFVだけじゃなく妙なモノも
あるので、きっと楽しめるかと。
土日に開催されているので、次回は調整してご家族で如何です…?
>おでさん
どもです。体調を崩されていたそうで…ご自愛下さいませ。
こんな記事ですが、喜んで頂けて嬉しいです。
本当にいろんなジャンルがごちゃ混ぜになっている展示会ですので、
楽しめますよ! ゼヒゼヒ来年はご参加を!
モチベーションUPから新作のインスピ補助まで…私も頑張りまっす!
SHSお疲れさまでした。
企業ブースで、ゴキブリっぽいの展示してんな~と思ったら、やっぱゴキでしたか・・・。
ここ最近気温が上がって連中も活発化してますがあのツヤツヤ表面の裏側が、人面(平家ガニの逆)だという妄想に取り付かれてみるたびに、背筋を寒くして暑さ対策をしています。
では、中京AFVの会でお会いしましょう。
山口さんこんばんは。
しまった…! 山口さんとの奇跡の遭遇を記事に入れてなかった!
も、申し訳ありません…平に、平にご容赦を…
ゴキちゃんのフィギュアは、昨今の擬人化ブームで漫画化されたのが
切欠のはずです。
って、何かグロい妄想対策してますね…(汗)
中京の前に、またWFでお会いできればと思います。
…これで会えたら本当に何か怖いですよね…ざわ・・
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