燻ログ -いぶろぐ-
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03232352 | ありがとう。さようなら。 |
この連休の日曜、実家で飼っていた老猫が亡くなりました。
去年辺りに体調を崩したものの、周囲の慌てぶりとは裏腹にその後復活。
1年も長生きして、先日、老衰で逝去した次第です。
この老猫…私が小学生の頃に飼い始めまして…
何とまぁ、17年半も生きてくれました。
気性の激しい猫で、すぐに食らい付いてくるわ暴れるわ怒ったらすねるわで
家族も皆振り回されておりましたが、それよりももっと癒されておりました。
たぶん、この猫がいなければ私の人生も大きく変わっていたでしょうね…
ちなみに名前は『トム』といいます。
(『トムとジェリー』のトムに模様や色が似ていたので)
日曜の朝に父から亡くなったという連絡を受け、急遽帰省。
到着して早々その姿を探しますが、見つかりません…
父に尋ねると、「この箱の中におるよ」と小さな段ボール箱を見せてくれました。
……父よ。
急なことだったとは言え、いくらなんでも『日本陸海軍機大百科』の
模型が入っていた箱に猫様を納めることはねーだろ…
心の中で別の意味で泣きつつ、箱を開けてみましたが、何とまぁ…
寝ているような自然体な姿が、そこにありました。
う~ん、こんな大きさの箱に入っているとは…
全盛期(?)は体重が6kgを超えていたデブネコですが、歳とともに流石に
痩せて、最近は半分程になってなっていました。
唯一の救いは、老衰ということでさして苦しむ様子もなく最期を迎えることが
できたらしい、ということです。
私は3月の初めに一度帰郷しておりまして。
そのときにトムは少々衰弱していましたので、ひょっとしたらこれが最期に
なるかもしれないと思い、お礼とお別れはしていました。
なのである程度の覚悟と言いますか、そういったモノはできていたもりでしたが、
やはり、実際に見ると辛いですね…
その日の内に、祖父がお経をあげてくれました。
私は泣かないつもりでしたが…読経中にいきなり祖父が号泣。
うがが…想定外だったので私も釣られて号泣してしまいました…
その後、地元近くにあるペット専用の葬儀場に予約を取り、荼毘に付してもらいました。
しかし、最近は凄いですね…
ペットも大切な『家族』だと思いますが、本当に人間と同じように葬儀をしてくれるとは…
ちゃんと御焼香、納骨までさせてくれました。
しかも運命的なことに、この葬儀場のある所はトムの生まれ故郷だそうで!
澄んだ晴天の中、この地に埋葬できるというのも、何かの縁なんでしょう。
時期は奇しくも彼岸の中日。
この日に逝くとは…昼間に遊んで夜は爆睡していたトムらしい、最期まで
人間くさいニャンコでした(笑)
帰宅後、トムがよく日向ぼっこしていた庭の片隅や、エサ箱、座布団を目にすると、
自然と目頭が熱くなりました。
こういう『物』や『場所』にも、やはり思い出ってのはあるんですねぇ。
目を瞑ってトムの思い出を探ってみましたが…
困ったことに、先月抱いてたらウンコ漏らしやがったことしか
思い出せませんでした。チクショーこの涙を返せィ。
…それだけ、トムのいた生活が自然だったのでしょうね。
まだ、妙に実感が湧きません。
私が実家から離れ、月一程度しか帰っていなかったからかもしれませんが…
我が家にはもう1匹、若い猫がいるのですが、同居猫の死を分かっているのか、
いつもよりも大人しくなっていたように感じました。
出会いがあれば別れがあるのは必然です。
今はまだ悲しいですが、これもまた思い出になって薄れていくことでしょう。
ですが、トムと過ごした17年の思い出は、薄めることなく心に残していきます。
今回は私信にて。
ありがとう。さようなら。
私も猫好きな家族でした。今はもういませんが、代々3匹の猫と過ごした時期があります。それぞれの猫に死を迎えました。大学、仕事で半年に一度くらいしか帰ったことが無かった私ですが3匹とも最後を看取ることが出来ました。
トムもさぞ幸せな一生を過ごしたことでしょう。ご冥福をお祈りいたします。
肉球モニュモニュ…
トムさん、長い間私の尊敬する燻さんのお相手をしていただきありがとうございました。
燻さん、私も一昨年の8月に母親を亡くしましたが、ご家族のトムさんを亡くされた悲しみ、お察し申し上げます。
合掌。
いつまでも燻さんの心の中でトムは生き続ける事でしょう。たまには思い出してあげて下さいね。それが一番の供養ですよ。
ご存知のとおり、私のところも先日ネコを亡くしたばかりで、心中お察しします。
たしかに、場所の思い出ってありますね。あぁ、あそこでいつも寝てたなあ・・・とか。
お辛いとは思いますが、元気を出してくださいね。
私も以前飼ってた犬と猫がなくなった時号泣しました。
犬は賢くて猫は超ドジなやつで2たりともかわいくてしょうがなかったです。2たり抱えて「よ~しよし」とやっているとよく友人に”モリゴロウ”さんとよくいわれました。
今は悲しいでしょうがいい思い出になり、心の中で生き続けますよ。
なんと毛並みのと色の綺麗なねこちゃん!!大切にされてたのが良く解りますね〜
今は辛いでしょうが思いっきり悲しんで、速いとこ何時もの燻〜りにもどってくださいね〜それをトムちゃんも願ってると思いますよ〜
トムくんのご冥福をお祈りします。
事情があって仔細は控えますが、ご心中お察しします。
お力落しなきよう…ご家族の皆様も。
皆様、レス遅れました…
>hirozさん
おお、hirozさん宅も猫派なお宅だったのですか。
猫はいいですな~。いろんなトコロをモニュモニュ。
件のトムは触ると一瞬で食いつかれましたが…それも今はよい
思い出でございます。
>ほにゃにゃわらさん
お母様が…当方こそ、お悔やみ申し上げます。
仰る通り、このニャンコにはずいぶん世話になりました。
とりあえず、墓前には鰹節を持って行く予定です。たぶん
喜んでくれるでしょう…
>ホワイトタイガーさん
いやぁ…なかなか忘れようとしてもこのデブネコのことは
忘れられそうになりません(笑)
私が飼った最初のペットということもあり、印象が相当に
深いようです。
…トムの性格上、供養は祈るよりも鰹節を捧げた方がいいかも…
>Bluebellさん
コトラちゃんの件を拝読した際、トムも結構弱っていたので
他人事とは感じられず、胸が熱くなった記憶がございます。
トムの写真を見るよりも、その思い出の場所を見る方が
何だか辛いんですよね…不思議なものです。
>カレー屋さん
犬猫とは! 両雄ですね(笑)
やはりペットはいいですねぇ。あの癒し効果は凄いものがあります。
この年齢になって号泣するとは思っていなかったので、当時の
ことを思い出すとちょっと恥ずかしいでしゅ。
奴は心の中では未だにデブネコのまま暴れております(笑)
>とこやさん
流石は職業柄、毛並みには目がありませんね…(笑)
一家で溺愛してたので、朝青龍みたいな性格になってしまい
ました。こっちは随分カワイイ朝青龍でしたけど…
いつまでも凹んではいられません! とりあえず、通販で
ハッスルします!!
>moppuさん
すいません…投稿時間が被ってしまいました…
私は今回の記事を書いたことで、かなり受け入れることが
できました。ご心配頂き、ありがとうございます。
実家の母はトムとずっと一緒だったので、かなりショックを
受けておりました。…来週も帰郷しましょうかね…
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